察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方 (五百田達成の話し方シリーズ)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799315279

作品紹介・あらすじ

どうしてわかってくれないの!?言ってくれなきゃわかんないよ!このひとことで、仕事も家庭も恋愛もうまくいく!あなたのコミュニケーションは男タイプ?女タイプ?チェックリスト付。

感想・レビュー・書評

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  • 攻略本みたいでおもしろい。

    コミュニケーションにおける「男性的」と「女性的」に分けて、より良く伝える方法が記載されています。

    全てが当てはまるわけではないが、
    異性に対してなかなか伝わらないモヤモヤが
    少し晴れたような気がします。

    パートナーや社会でかかわる異性とコミュニケーションを取る上で、頭の片隅に置いておけば便利かなと。

  • 25歳男性独身の私にとっては、メモや実践をすることばかりの一冊。恋愛をしたことがない人や、異性とコミュニケーションをしたことがない人はほとんどいないわけで、自分の経験に当てはめて考えることができる内容でした。
    男性と女性という切り口から、お互いにどのようなコミュニケーションを取ると相手は嬉しいのか?相手はどんな心情でいるのか?などど、それぞれの視点から描かれているため、自分がされて嬉しいことも同時に考えることができる。
    とても自己評価の起こる一冊でした。

  • 2回目読了です。
    1回目読んだ時の感想はわすれちゃいましたが、すごく勉強になったような気がしていたのですこし拍子抜けしました。

    あとがきにも書いてある通り、「わかりやすい2分類なん不可能」というのを感じました。
    自分とは違うからわからない、とおわらせるのではなく、自分と違う人とどう関わるかを考えないといけない。

    たまたま今回は女らしさ、と男らしさだったけど、それだけではぜんぜん足りないんだなっておもいました。

  • 自分と妻のパワーバランスを見ているようで面白かった。

  • チェックしてみたらド女と診断された。たしかにあがっていた内容の半分以上、女タイプの方がしっくりくる。ただ、男ならこうだという話ではなくこういうタイプの人にはこう言うと良いという読み方、自分とは違う考えだと思うタイプ側はこう感じる傾向がありこう言われたら良いという読み方がよいそうな。なるほど。
    76冊目読了。

  • 再読とかあまりしないけど、
    2年振りに読みたくなって借りました。
    再認識。
    自分を男っぽいな〜と
    思う部分もある

  • 実践でのカウンセリング・コーチングキャリアに基づく男女学。
    冒頭にもある通り、デフォルメした対比として男女をあげているものの峻別した違いの話ではない。
    クラスタあるいはカテゴリとしての記号に過ぎないので身構えなくてよろし。
    とはいえ、男たち女たちの思考の偏向性はめちゃめちゃ言語化してあって、共感しすぎて笑う。
    お勧めしたいのは、男性は男性について記されているところを熟読するがよき。
    つまり、自分の性別的な無意識を知るために読んだ方がいい。
    男性が「女性は何を考えているのだろう」と異性の思考を学ぶのはおこがましいと僕は思う。
    異性が何考えているかより、自性は無意識にどんなことを考えているのかに気付くために読むが良いのではと思っている。

  • 男と女それぞれ、どういったことが得意で、ここが苦手だからどう対応すれば上手くいくか?といったお話が書かれています。

    合間合間のイラストが可愛く、1タイトル四ページ完結のものでスラスラっと読みやすかったです。

    異性のことを知るための一冊目としてはバッチグー

  • 最初は面白かったけど
    結果的に、自分と違う考えの人を観察し、どう接するといいのか考えることをするとよい!

  • 《感想》
    著者は女性を崇拝しすぎ、というか女に甘い。初版発行は2014年。恋愛工学や進化心理学がまだ(少なくとも日本では)台頭しておらず、男女論的なデータもそこまで充実していなかった年代ではあるので、男女が互いにどの程度譲歩すべきかを掴むのは難しい部分もあるだろうが。批判的にコメントをすれば、データやなんらかの学説に基づいた議論をやっていない(少なくともそういう出典を明記していない)ので、著者のカウンセラーとしての経験から発せられる数々の主張が偏見なのか統計的な事実なのか読者は判別しようがない。現代ではもう少しデータや進化論的な説明に基づいた議論が充実しているので私は本書をおすすめしない。

    《批判》
    「男はみんなが好きな女が好き、女は好きの基準がそれぞれ」
    →これは逆。みんなが好きな人を好むは実は女性の傾向。良いオスを確実の選ぶために他のメスに選ばれている男を好むようになっている。逆に、男性の女性に対する好みはばらついている。もしくは男性は女性と比べてはるかにストライクゾーンが広い。男性の性欲を甘く見てはいけない。

    「男がかわいい女・処女が好きなのは自分に自信がないから」
    →これも違う。男性は子どもの父親が自分であることを確信できないような状況を生理的に嫌悪するようになっている。容姿が良い女(≒健康的な女)を好むのは自分の子供を確実に生んでもらうため。要は妊娠確率が高く自分の子ども確実に産んでもらうメスを男性は好む(そういう男性がより確実に子孫を残せる)ので、若くてかわいい処女を求めるようになっている。

    3章、結婚/家庭編。
    →妻が家計をコントロールすることが前提になっているがこれはあまり良くない。女性は意思決定とそれに伴う結果責任を負うのが苦手が生き物である、ということを知っていると、3章の内容でなぜ女性は家庭でいつもイライラ・ピリピリしているのか(p163)が分かるようになる。

    「男性は『手伝ってあげるよ』などと上から目線で家事に取り組まないこと」
    →一般に女性は男性に稼得能力を要求して結婚するので家事育児について男性が「手伝う」という立場になるのは当然。家事等の負担に平等を要求できるのは夫と同程度稼いでる妻だけでしょう。

    4章、仕事/職場編。
    →女性に対する待遇が「リソースに十分余裕がある」という前提で書かれているような気が…。「ご褒美をあげたいなら、年収を上げたり、休みを取れるように」(p202)とのことだが簡単にできること?休みをとったら別の人がカバーしないといけないのでは?

    《メモ》
    ①男はリードせよ。女はそれを察して合わせよ。
    ②女性は元々家庭を営む性なので、人の行動や仕草に敏感。子どもや家族の健康状態は常に気にかけ、自然とよく観察している。
    ③女性は記憶力が良い。扁桃体と海馬の連携がスムーズなので感情が刺激されると記憶と感情をセットにして記憶することができる。
    ④男が自分の見た目を磨くのはそれほど意味はない。
    ⑤子どもを産んだ直後の女性はホルモンの関係で完全に「母」になる。

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著者プロフィール

心理カウンセラー。米国CCE,Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー。
東京大学卒業。角川書店を経て入社した博報堂では日産、花王、ローソン、カルティエなどを担当。「クライアントに気持ちよく話してもらって心を開かせ、問題を解決していくPRプランナー」として高い評価を得た。
その後、顧客とやりとりするなかで培ってきた「話す力」「聞く力」を生かし、心理カウンセラーへと転身。コミュニケーションのプロとして、話し方や人間関係に悩む2000人以上の人々を救ってきた。
著書は累計100万部を超え、「人見知りでも話せました!」「人間関係がラクになりました!」など、感動の声が日々届いている。
「スッキリ!!」(日本テレビ)、「この差って何ですか?」(TBS)ほか、メディアにも多数出演。

「2021年 『超 話し方図鑑 思いどおりに人を動かす! 誰からも好かれる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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