ビジネスモデル全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2014年9月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799315637
感想・レビュー・書評
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10年近く前のものですが、色褪せていません。
どこの企業も変革になったときに攻め切れるかが重要なのかもしれません。 -
引き出しとして
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ビジネスモデルについて論じた本。古今東西様々なビジネスモデルが分かりやすく書かれていて読みやすかった。
・ビジネスモデル=誰にどんな価値を、何をどこから調達・創造して提供し、どう対価を得るのか
・外部との連携やパートナーシップに熱心な企業の業績が高い
・ジレットの替え刃モデル
本体は安く、替え刃は高く。
一度使ったら捨てるものを売れば客が安定する。
・今後も企業内に残り得るのは、非定型で創造的な一部の業務だけ
・サウスウェスト航空
組織がチャレンジできるのは、各自が本当の自分を曝け出せるユーモア精神溢れてこそ
・スタートアップに必要なチームは商品開発と顧客開発のみ。
・リーンスタートアップ
戦略は軸足を変えながら改善し続け、固まるまで大勝負しない
作業は提供価値の向上とアイデアの検証につながることだけ
これらの改善・検証を超高速で行う -
有名な会社のビジネスモデルの成長の軌跡をまとめている。ピンポイントだけど、村田製作所の自社にとって大事なセグメントを支える技術の特許をあえて取らないことで、技術の外部流出を防ぐというのは、どういうことなのだろうと思った。
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前半は前作と被っている部分が多かったです。後半からは馴染みの企業がたくさん出てきてぐいぐい読み進むことができました。約10年前の著作ですが、ここで紹介されていた企業の多くは今なお、最前線で活躍している企業ばかりでした。それだけ日々イノベーションに取り組んでいるのだと思います。
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分厚いと思いきや、軽く読める本。
Appleがすごいのは知ってたけど、他社でもこんなに流れの変革があったとは、、、 -
国内外の古いものから新しいもの、ビジネスモデルを分解しその競争力の源泉を分かりやすく解説している。
#オーディブル -
世界の一流、特に今成長している企業がなぜ成長してきたかが、よくわかる。これまで特にIT系の急成長企業は、時代の潮流にうまく乗っかってきたとの認識だったが、この本を読んでみると、これらの企業は、時代を作ってきたということがわかった。