子育てコーチングの教科書

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 201
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799316528

作品紹介・あらすじ

知っているのと知らないのとでは大違い!子どもとのいつものコミュニケーションが変わるスキル17。コーチングのプロが書いた決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 心の壁の話が印象的だった。壁になるのではなく、味方になる母でありたいと思った。
    いろいろなエピソードにほっこりして、優しい気持ちになった。

  • 聞いてください、ただ私が求めているのはそれだけだ。
    グレン・ヴァン・エカレンさんの著書より引用されている詩に目が止まる。

    著者の方の引き出しの多さに脱帽。ちびまる子ちゃんとおじいちゃんのペーシングの会話から、専門書の引用、先輩コーチの言葉まで日々アンテナを高く高くして生活していることがわかります。

  • 子育てエッセイに近い。
    そうそうそうだよね、と認識を強くする部分はあった。
    読んでてイライラしてしまった。自分には合わないみたい。

  • コーチングと育児を絡めたエッセイに近い本。「教科書」と銘打つからには、もう少しコーチングを育児に活かすためのハウツーを入れてほしかった。

  • 子育ての面からコーチングを考える本。

  • コーチングのプロである著者が、娘さんの子育てを通してコーチングのスキルをどう使っているかの実例を交えつつ、コーチングの基礎内容について説明しています。コーチングの基礎を知っている人にも、知らない人にも、理解しやすいと思います。項目ごとに進んでいくからか、話が唐突に変わり、話の流れはスムーズではないなと感じました。

  • とても素敵な表紙に惹かれて、手に取りました。共感できる育児の苦労、悩みが綴られていた。そして、そうか、それも育児の楽しみなのか、と気づかされるお話も。読後、心がぽかぽかしました。
    ノウハウ集というよりは、エッセイ風。教科書というタイトルには、違和感がありました。その点は注意。

  • コーチングのメソッドを子育てに応用した一冊。
    とてもわかりやすくてあっという間に読破。

    特に子育てにおいて、怒って伝えるよりも、同じトーンで繰り返し伝える方が効果的、という文言は忘れないようにしたい。

    【以下まとめ】
    ●コーチングとは?
    相手の自発的な行動を促すコミュニケーション
    アメリカの名コーチを観察してまとめたものがコーチングスキル
    指示・命令型→質問・提案型

    コーチングの三原則
    1双方向である
    2個別的な関わり
    3継続的な関わり

    ●コーチングフロー
    聞く
    質問
    承認
    リクエスト

    ・相手に伝えたコミュニケーションは自分が相手に伝えた結果

    なぜ+過去の思わしくない出来事
    →詰問
    なぜ+過去のうまくいった出来事
    →ポジティブ
    なぜ+未来
    →その人の内側で戦略や計画がうまれる

    承認の種類
    1結果承認
    2行為承認
    3存在承認

    シュタイナー教育の先生
    耳元で「食器を片付けてね」
    同じトーンで時間を置いて繰り返す
    できたら「ありがとう」
    →怒って伝えるより回数が少ない
    →シンプルにリクエストする!
    命令や不満をぶつけない

    相手のために求める
    wanting for
    →純粋にその人のために求めるスキル

    相手のために求めることを伝えるのは、その言葉そのものが贈り物
    贈り物をどうするかは相手の自由


    良い悪い、損得、美醜、光と影、敵味方、正しい間違い、勝ち組負け組、の二分化は本能

  • 子育ての様々な子供とのコミュニケーションについて失敗談を交えながらコーチングの手法で解決する方法。
    教科書と書かれてありますが堅苦しいものではなく、作者自身が小学生の娘を持つ母であるため、母親にありがちな心の揺れや不安怒りなどにとても共感することができました。
    子育てという限られた時間を、思い通りにならないとイライラして親子共不幸になるのではなく、かけがえのない愛おしい時間だと気づかされた大事な本です。
    我が子の最高の笑顔と能力を引き出すためにこの本をバイブルにして、日々を大事にしていこうと思います。

  • 子育ては子どもの時間に付き合うことや子どもの視点で世界を共に味わうこと。これが苦手だったり、本当は子どもと一緒の時間をもっと持ちたい人におすすめです。
    子どもとうまく付き合えない、大人が陥ってしまう考え方の偏りが、著者の愛らしい失敗エピソードとともに語られます。それでいて、コーチングの基本的な考え方も書かれています。私の考えが広がったのは、相手と気持ちを合わせるペーシングの大切さ、相手を認める承認の効果です。承認には結果承認だけでなく、行動承認、存在承認もあること。著者の言う通り結果承認ばかりしていました。これは子どもだけでなく、大人同士でも役に立つ考え方でした。良い本と出会えました。

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