(あるいは)SFのある風景 (ノベライドル)

著者 : 文野はじめ

制作 : 一ノ瀬 トヲル 

• ディスカヴァー・トゥエンティワン (2015年7月30日発売)

作品紹介・あらすじ

西暦2061年、ウェアラブル機器と高度な人工知能「カミサマ」によって緩やかな情報管理が行われる時代。「僕」は先生から頼まれたお遣いで、ウェアラブル機器を持っていない少女、サラガネ・サラサと出会う。近未来の一夏を舞台に、過去と未来、サイエンスフィクションと甘酸っぱい恋が交錯する青春小説。

感想・レビュー・書評

[memoさんの感想 · 2018年10月8日]

ノベライドル文野はじめ/　近未来SF/　ある種のディストピアを描いている/　イリヤの空、のような話/　組織に保護されている訳ありの女の子と出会った普通の男の子が、逃避行をする話/　ちょっと薄味かな/　ノベライドルシリーズはもう少し紙を薄くした方が良いと思う/　画用紙のような紙は読みづらい/　あと出来ることなら文庫サイズにして欲しい/　http://fictions.d21.co.jp/wp-content/uploads/2015/07/覚書‐文野はじめとの邂逅.pdf　これのが面白かった/

[東雲さんの感想 · 2016年5月31日]

「それにもし、カミサマだとか、結社の計画だとか、そんなものに依存しなければ成り立たない世界だとしたら、そんな脆弱な世界、崩れてしまって当然よ。私がいなければ世界が平和にならないなんて、絶対におかしいわよ」
(P.189)