効く健康法 効かない健康法

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  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799317600

作品紹介・あらすじ

予防医療・長寿科学の第一人者が話題の健康法を科学的根拠から判定!

感想・レビュー・書評

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  • 玉子は1日1個がよい?⭕

    魚のdhaやepaは体によい?⭕ただしサプリメント摂取は×

  •  岡田正彦「効く健康法 効かない健康法」、2015.8発行、さっと一読。①最も大切なのは毎日運動をすること(特に家にいる時間が長い人は)②骨を強くするには、カルシウム剤でなく運動が一番 ③ワインに含まれるポリフェノールなどの抗酸化物質は、がんを予防する ④DHAやEPAのサプリメントは無駄。むしろ大量に摂取すると死亡率が少し高くなる。魚は丸ごと食べるのが一番 ⑤ヒアルロン酸、コンドロイチン、グルコサミンは体に必要な物質。しかし、サプリメントで摂っても意味はない。ワカメ、ジュンサイ、ナメコなどで。

  • 赤ワインのポリフェノールが効くほうに入ってた。大体は効かないほうに入ってるのだが、時々著者の判断だなあ、というのがあって面白い。

  •  テレビや本で紹介されているちまたで噂の健康方に、論文等のエビデンスがあるのか!という趣旨の本なんだが。各論に参照した論文が出てこないので、この本で書かれていることにエビデンスがあるのかイマイチわからないという、「アレ、大丈夫なんだっけコレ」という本。
     書き手が国立大学教授だから~っていうと、いろいろな健康法を提唱している先生方と同じ立ち位置になってしまう。
     内容については「あ。うん。そうだと思ってた……」というのが大半。けれども「えーこれはこうあってほしかったなぁ」と思ったものもいくつか。人は真実を見るのではなくて信じたいものを見るんだよねと身をもって知る。
     しかしながら、こういう本を手に取るべき人は、テレビでやっていたけれど3日で飽きて次のブームに乗る人ではなく、たまたま体質に合ってそれを続けてしまい健康被害が出るタイプの人なんだろうけど、そういう人ってこの本手に取るのかなぁ。
     各種サプリメントの効能については、厚労省傘下の国立健康・栄養研究所が公表している健康食品の安全性・有効性情報が詳しいと思う。
     https://hfnet.nih.go.jp/

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著者プロフィール

新潟大学名誉教授。医学博士。専門は予防医学、長寿科学。
1946年京都府に生まれる。新潟大学医学部卒業。1990年より同大学医学部教授。
米国学会誌IEEE Transactions on Biomedical Engineering共同編集長、学会誌『生体医工学』編集長などを務める。
1981年新潟日報文化賞、2001年臨床病理学研究振興基金「小酒井望賞」受賞。
著書『人はなぜ太るのか』(岩波新書)、『ほどほど養生訓』『放射能と健康被害 20のエビデンス』(日本評論社)、『がん健診の大罪』(新潮社)ほか多数。

「2018年 『血圧の薬はやめてもよいか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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