「ハカる」力 ~プロフェッショナルをめざす人のための新ビジネス基礎力養成講座~

著者 : 三谷宏治

• ディスカヴァー・トゥエンティワン (2016年1月31日発売)

作品紹介・あらすじ

計れ、測れ、量れ!ありふれた情報から新しい価値をつくる!新しいビジネスモデルとは、新しいハカり方のことである。自分なりの人生の価値観とは、独自のハカり方を持つことである。「ハカる力」を持てば「世界」が変わる。

感想・レビュー・書評

[だるまさんさんの感想 · 2023年1月4日]

可もなく不可もなく。ビジネス初心者用の本でした。

[shoさんの感想 · 2022年12月30日]

すべてのことをハカるで表現してたのであんまり好きではなかったです。

[旅行好きなりんごさんの感想 · 2021年5月22日]

測り方の実例付きのため面白いが、実際に使えるなと思ったのは半分くらい。

[mapleさんの感想 · 2019年6月12日]

ビジネス基礎力としてハカるの意味を問い直す一冊。
初心者向けかな。

[fujiit0202さんの感想 · 2017年9月14日]

我々の仕事では、なにかを測定したり、
検査したりということもやっています。

いわゆるハカる専門家。

しかし、本当に大切なのは、
なんのために、何をどのようにハカって、
それをどう使うか。

本日ご紹介する本は、
ハカるということをどのようにビジネスに
使うのかという考え方を紹介した１冊。


ポイントは
「因果関係」

ハカると言うのは、曖昧な表現を許さず、
重要な要因を選び出し、要因の間の因果関係を示すこと。

つまり「事実」の大きさと、
「つながり」の太さを数値化することです。

そして、そこから何が読み取れるかが、
ハカったことの価値になります。


「商品をハカる」

商品の収益を決めるのは、
その「価値」と「コスト」

商品のコストは比較的明確ですが、
商品の価値を明確にすることは難しい場合があります。

だから、新規事業の事前調査はとても難しい。

まずは小さく始めてみる。
そして人の行動をハカることで事実を知る。
それが究極のハカる手段です。

ぜひ、読んでみてください。

◆本から得た気づき◆
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仕事の中で求められるのは「ハカる」力
ハカるを意識すれば、良い商品を効率よく生み出せる
たいていハカったものを組み合わせる必要がある
グラフから何が読み取れるかが、ハカったことの価値
「事実」の大きさと、「つながり」の太さを明確にする
意見でなく、事実と行動をハカる
コンピュータ上での試作・評価（ハカる）が劇的な効果を生むことがある
使用者の「行動」をハカる（言葉による意見に頼らない）
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◆目次◆
序 章 「ハカる力」が世界を変えてゆく
第1章 まずはスケールづくりとグラフ化から
第2章 トップダウンとボトムアップ
第3章 ダイジなものとメカニズムを見抜く
第4章 基本「ハカる」演習
第5章 応用「ヒトをハカる」演習・ケース
第6章 応用「つくってハカる」ケース
第7章 応用「新しいハカり方を創る」ケース
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[verorinさんの感想 · 2017年8月9日]

巷に溢れるコンサルテクニックをハカるというキーワードで並び替えましたってとこ。

[indigoさんの感想 · 2017年5月26日]

特に私の場合、PDCAのCheckの部分を怠りがち。
そこに対するはかることの有用性とはかり方について書かれている。

あとは実践するしかない。

[henumoheさんの感想 · 2017年4月1日]

「ハカる」という言葉の使い方が雑多で整理されてなく、筆者のコンサルTips集でしかないのが残念だった

[manamiさんの感想 · 2017年1月17日]

うーん…。
今の自分には合わなかった。読んでいて痒い。

スッと頭に入ってくる情報が少ない。なぜなら作者、もしくはターゲットとしている主な読者と共通認識が少ないのだと思う。
文章表現も話し言葉口調の表現が目立ち、すこし読みにくい。

事例は多く入門編というような位置付けでありつつ、スペシャリストを目指す人向け(？)なのか位置付けが分からなかった。

無印良品の話は詳細気になるので他にも読んで当たろうかと思った。

[toshifukushimaさんの感想 · 2016年6月7日]

統計から明らかになったファクトをどのように解釈し、ネクストステップに進めるか。または、仮説を立証するための根拠をいかにして作るか。ないデータをいかにして創造するか、データの収集＝ハカるということにどれだけ、知力、体力をつぎ込めるかについて説く。得てして、ググって一番近いデータで説明しようとしていたと反省。

著者プロフィール

金沢工業大学大学院 教授
1964年生まれ。87年東京大学理学部卒業。92年INSEAD卒業。経営学修士。87年ボストンコンサルティンググループ入社。96年アクセンチュア株式会社入社。アクセンチュア　戦略グループ　エグゼクティブ・パートナーを経て現職。

「2023年 『マンガ　ビジネスモデル全史〔新装合本版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」