不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち 「きょうだい型」性格分析&コミュニケーション (五百田達成の話し方シリーズ)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799319628

作品紹介・あらすじ

2019年10月8日放送「この差って何ですか?」で注目!

「三つ子の魂百まで」と言いますが、家庭は人間にとってもっとも原始的な社会・人間関係を体験する場です。
そこで大きく影響するのが生まれ順、つまり、きょうだい構成=「きょうだい型」です。

「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」と下のきょうだいの面倒を任せられることによって責任感を身につける“きまじめな王様"長子。
生まれたときから兄姉という「前例」を見ながら要領よく甘え上手に育つ “したたかなアイドル"末っ子。
上と下に挟まれ、自分のアイデンティティを模索し続ける “永遠の思春期"中間子。
親の愛を一身に受け、ひたすら天真爛漫に成長する “マイペースな天才肌"一人っ子。

「お兄ちゃんぽい」「妹っぽい」という性格は、本当なのか?
そして、それはどのように形成されたものなのか?
独自に開発した「きょうだい型メソッド」により、その仕組みがまるわかりになります!

感想・レビュー・書評

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  • 今まで血液型や占いのタイプ別でなんとなく勝手に想像していたけど、産まれ別でも人間の性質がわかると知り…なるほどな!と目から鱗です。
    取説がわかると物事もスムーズに行きそうで、この本が色んな場面で活躍してくれそうです。気づきが多い本でした。

  • こういう本は、ひとつの見方として読むととても面白いし、自己理解、他者理解の役に立つと思っています。
    私、中間子なのですが
    ・コジラセ中間子
    ・人間関係重視
    ・場の空気を読む
    などなど、あー、たしかにと思うところがありました。自分にとっては、普通のことが、長子、末っ子、一人っ子から見ると、その普通がわたしの特徴なのだろうなと思いました。
    そして、もうひとつ。日本は今、少子化傾向にあって、少し前までは、子供の数二人が最も割合が多かったそうですが、それを子供の一人の割合が抜いたというニュースを昨年くらいにみた気がします。そうすると日本では中間子は、ほとんどいなくなるのではと思ったのでした。

  • 私は長女だが、おっとり、責任感が強い、自分に厳しいなどすごくよく合っていた。
    私には3人の子供がいるが、やっぱり長男はおっとりで責任感が強い、真ん中は人当たりはすごくいいけど内面は繊細、末っ子は平和主義だけど頑固。
    面白いほど合っていて笑ってしまいました!

  • 兄弟構成を長子、未子、中間子、一人っ子に分類して、それぞれの特徴や性格を一言で表しているのが的確に捉えていて面白かった。
    人の性格を構成する上で、家庭環境や兄弟構成が大きく影響することを知り、
    私は、5つ上の兄を持つ未子ですが、末子の特徴として、仕事に求めるのはワークライフバランスでストレスのない働き方であったり、叱られても本気で反省せずに開き直っていることや、褒められれば増長するなど書かれており、当てはまっていることが多いと感じた。
    自分の性格を改めて確認できることと、性格とは相対的であることを知ることができた。
    周囲には長子が多いので、長子と上手くいく言葉遣いを覚えると、円滑なコミュニケーションに活かせると感じた。

  • 末子だけ特別感あるなぁと思ったら
    作者が末子だった

    わたしは双子だから、
    長子、末子、中間子すべての要素があるかも
    難しい

    家族やきょうだいって大切…
    家庭環境は人格形成に影響大だと改めて思う

    末子ずるいと思ってしまった(笑)
    それを可愛いと思える人と相性が良いんだろうな^^

  • なるほどと思うことが沢山あった。
    自分に当てはめて考えてみると、面白い。
    環境が全てとは言えないが、環境によって性格はある程度左右されるだなと感じた。
    私は、実際は長子だが、周りからは一人っ子と思われることが多かった。一人っ子の性格をみて、自分に当てはまることが多々あったので、気づけてよかった。

  • ※Kindleで読了
    こういうネタは、自分が長子であることを再認識して嫌な気分になるのであまり好きではないんですが、まぁ話のネタにということと、子供を育てるにあたって生きづらくないように育ててあげたいなと思い、読むに至りました。
    ――――――――――
    わたしは三姉妹の長子、その三姉妹の旦那たちがみな兄弟の立ち位置が違うので(うちは男兄弟の末っ子)なので、
    我が姉妹と旦那を照らし合わせ、また友達の一人っ子を想像しながら本書を読み進めてみました。
    ケースバイケースとは思いながら、面白いくらい当たっていて驚きました。
    わたしは自分の長子という宿命を捨てたくて日々邁進して人生を過ごしてきたつもりですが、
    結婚して家庭を持ち、子供を育て親の面倒を考えるようになった今、結局調子の呪縛から逃れられていなかったことを痛感します。
    ただ、本書を読んで、やはり長年過ごした家庭環境、そこでの初めての人間関係である兄弟の立ち位置は、
    そんな簡単に崩れるものでは無いし、
    それは生まれた時に備わった才能や遺伝情報同様、
    ある程度受け入れて生活しないといけないものなのではないかと、いい意味で肩の力が抜けたような気もしました。
    わたしは多分無責任にはなれないし、人のおせっかいもやめられない。
    ある程度分かって自分も、自分と違う周りの人々も受け入れてこれからも生きていこうと思いました。

  • 1つの観点としては面白く、自己理解や自己分析としてライトに読める書籍。

    私は末子である。
    ただ姉は年子のため末子と言う分類にはなかなか入らないかもしれない。

    個人的には根っからの妹気質で、書籍の末子の特徴にほぼほぼ当てはまっていた。
    たださらに当てはまっていたのは一人っ子の特徴である。一人っ子の自由気ままな部分に憧れているのか現在の私の行動はまさに一人っ子の特徴を色濃く出しているように感じる。

    パートナーは長子かつ私より10個離れている。そうなるとパートナーの両親や友人も私より年上ばかりとなり、結婚生活の中で私の末子の特徴と、さらに一人っ子の特徴が助長されていったのではと自己分析している。
    となれば、小学校、中学校までに影響する性格形成もあるが、社会人としての生活や結婚生活から性格形成に影響を与えられることもある。
    自分の近しい人が長子・中間子・末子のどの人たちと関わり合うのかによってその特徴が強く出る場合と出にくい場合とに分かれていくのかもしれないとも感じた。

    全く当てはまらなかったのが長子と中間子である。
    特に中間子の特徴は全く当てはまらず、さらに中間子は一番近いところでは、同学年の従兄弟がいるのでイメージはしやすかった。
    中間子は、環境的には過酷で、性格的にも難しいものを形成をしていくのをかなと感じた。

  • 全部が全部当たってるわけではないけど、参考にはなるかも。
    長子でいとこたちの中でも最年長の私は、学級委員をしていたし、仕切ったり、介入したり、自分でやりたいと思うことがよくある。お節介だったのかしら。良かれと思ってやっていたけど、これからは少し抑えてみようかななんて考える機会になった。
    ただ、家族の顔色をうかがう機会が乏しかったから人付き合いには鈍感っていうのは異議を唱えたい。たびたび、長子がデリカシーないとか性格悪いみたいなこと書かれてて悲しい。むしろ親の顔色は積極的にうかがうし、他の兄弟たちがゲームとかやってるときに祖父母の話し相手をしてたし、人当たりはいい方だと思うんだけど。
    一人っ子が我が道を進むユニークなタイプなのは納得。私の友達も芸術系に進むのは一人っ子しかいない。

  • その人の性格は育った環境はもちろんですが、やはり兄弟でどの位置にいたか、年齢差、性別の構成である程度偏っていくものだなぁと読んでいてとてもしっくりきました。
    面白かった。
    仕事する上でこの人にはこういう風に声をかけるべきだな、という気付きにも繋がりました。

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著者プロフィール

心理カウンセラー。米国CCE,Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー。
東京大学卒業。角川書店を経て入社した博報堂では日産、花王、ローソン、カルティエなどを担当。「クライアントに気持ちよく話してもらって心を開かせ、問題を解決していくPRプランナー」として高い評価を得た。
その後、顧客とやりとりするなかで培ってきた「話す力」「聞く力」を生かし、心理カウンセラーへと転身。コミュニケーションのプロとして、話し方や人間関係に悩む2000人以上の人々を救ってきた。
著書は累計100万部を超え、「人見知りでも話せました!」「人間関係がラクになりました!」など、感動の声が日々届いている。
「スッキリ!!」(日本テレビ)、「この差って何ですか?」(TBS)ほか、メディアにも多数出演。

「2021年 『超 話し方図鑑 思いどおりに人を動かす! 誰からも好かれる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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