いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2017年3月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799320150
感想・レビュー・書評
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ビットコインの導入本。
難しい金融の言葉や横文字も少なく、とてもわかりやすかった。
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「アフター・ビットコイン」が読みたくて、その前に積んでたこの本を。
序盤は「ビットコイン取引の基礎」的なもので、そんなのコインチェック(著者の会社)のウェブサイトにでも載せといてよ、と言いたくなるポジショントークの連続。本当に面白くなるのは中盤以降。
マイニングの具体的な仕組みも面白かったけど、白眉はイーサリアム分裂騒動。ダオのハッキング事件含め、もっと詳しく書いてほしかったくらい。このあたりの物語が好きな人は、ぜひぜひ「デジタル・ゴールド」も読んでみてほしい。
あとは、ブロックチェーンの応用の可能性についてもう少し掘り下げたうえで指針を示してほしかったなあ、というのはありますが、他で探します。 -
仮想通貨投資を始めたのを機に購入。だいたい一日で読了しました。
ビットコインとブロックチェーン、そしてコインチェック入門の一冊です。コインチェックユーザーならもちろん必読書ですが、入門書としても簡にして用を得ているのでオススメ出来ます。
オススメ出来ますがやはりわからないところはわからないです。むずかしい。
仮想通貨の技術的な仕組みを理解すること自体、高度な技術的知識を要求します。3章、4章あたりは最初は「ふーん」くらいで斜め読みしても構わないとも思いました。ただ、本格的に投資・運用していく上では必須中の必須の知識なのは間違いありません。
今年3月出版ですがもう古くなっている情報が沢山あります。出版時には未確定だった情報がかなりの部分確定しつつあります。これで分かったと満足せず、常に最新の情報を仕入れ続ける必要があるでしょう。勿論、私のような初心者が最新情報を読み解く上で欠かせない土台となる知識はこの本で十分得られます。 -
ビットコインに投資してみようというわけではなく、ブロックチェーンとその応用について知りたいという興味があって、手軽そうな本書を読んでみた。2017年以降改正資金決済法の改正により、法律がある程度整備されたので、ビットコインはじめ仮想通貨の取引が活発になったということもわかった。ビットコイン取引所のビットポイントの方が書いた本だが、コインチェック含めて他の取引所のことも紹介している。
この本の中でもコインチェックで問題を起こした「ホットウォレット」と「コールドウォレット」の概念がメリデメとともに紹介されている。こんな本にも紹介されるほど常識的な話だったんだなと。
とりあえず概要はわかった(気がする)。 -
話題の!勉強になるので興味ある方は読んでほしい!
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自宅ソファーで読了。
凄くわかりやすかった。 -
いまさら聞けないので読んでみた。
とりあえず、フィンテック>ブロックチェーン>ビットコインというところは理解。ブロックチェーンの技術を使って、分散型台帳管理なんてのも出来るのね。
これを読んで、ちょっとビットコインに手を出してみようかと思ったけど、いきなり暴落していてどうしよう。火傷しないようにしよう。 -
ビットコインとブロックチェーンの仕組みを知るにはオススメの1冊です。
仮想通貨はいずれ決済、送金手段の1つになってくると思うので今から始めても良いかと思う。
決済については現金で払う場合の金額より低いビットコイン等で支払った場合は、差額が雑所得に該当するみたいなので、知らない間に申告漏れになる人が増えそう。 -
非常に分かりやすい。これ一冊で大丈夫。
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日本最大規模のビットコイン仮想通貨交換取引所コインチェックを運営する著者が、ビットコインの基本を説明した本。
2008年、「サトシ・ナカモト」を名乗る人物が論文によりビットコインを発表した。
開発者オープンコミュニティの中で「サトシ・ナカモト」が提唱したブロックチェーンの技術に興味をもった特定の仲間内だけで楽しんでいただけだったが、ある日、ピザをビットコインで買ってみたいと思ったアメリカ人が実際にピザ2枚を1万BTCで購入したことが、最初の現実世界との取引となり、以降発展を続けている。
ビットコインは、仮想通貨としての一面だけを認識している人が多く、バーチャルなもので仮想の世界を抜けきれず、イメージもつきにくく、資産運用やお金の話が苦手な日本人には、まだ馴染みが薄い。
ビットコインは、ブロックチェーンという新技術により生まれた「仮想通貨」であり、電子データで表される「デジタル通貨」であり、高度な暗号セキュリティに守られた「暗号通貨」であり、特定の国に属さない「国際通貨」であり、分散型ネットワークに支えられた「民主的な通貨」であり、かなり複雑な特徴をもっている。
一番馴染みやすく、メリットが感じられる使い方は、国際通貨としての一面かと思う。海外に送金するとき、かなりの手数料が発生し、実際に送金した金額と受け手が受けとる金額はかなりの差があり、ドルを介さないと交換できない通貨もある。しかし、ビットコインであれば、手数料はほんのわずかで、あってないような手数料で世界各地に送金することができる。
また、もうひとつの馴染みやすいメリットといえば、スマホ等にインストールしたウォレットから入出することから、スマホを無くしてしまったら全部ビットコインが盗まれるということもなく、クラウド上に保存されたビットコインは盗まれることはない。最近のスマホは、指紋認証や遠隔地データ削除等の機能もあるので、財布に入れたお金やクレジットカードよりも安全に保持できる。
投資としてのビットコインの運用がほとんどではあるけど、今後、仮想通貨が便利なツールとして社会に受け入れられることは間違いないと思う。
ビットコインといえば、ブロックチェーンやマインニング、マイナーやフィンテック等、馴染みのない言葉があって、バーチャルなうえに取っ付きにくいとは思うが、知ろうと思って一度勉強してみれば、そんなに難しいものではない。今後、国際情勢が世の中の不安を煽れば煽るほど、世の中のお金が避難先としてビットコインを選ぶはず。
各国の為替相場から標的にならないとは言えないが、そうなるということは、それだけビットコインが世間に認められているということ。
これからの経済の一端を担う通貨として、投資の一環として、注目していこうと思った。