はるなつふゆと七福神 (ディスカヴァー文庫)

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著者 : 賽助
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2017年2月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799320457

はるなつふゆと七福神 (ディスカヴァー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2018004

    季節柄、七福神関係のお話。都冬は七福神の福禄寿と寿老人とお友達になり、七福神同士の争いに巻き込まれたり。七福神がネットをやったりする姿が微笑ましい。

    呆気ない終わり方でしたけど、それまでの展開が絶妙で良かったです。登場人物たちがそこで繋がるのかと。仁谷君の登場や環と妖怪の関係が心地好いです。

    以下のフレーズが落ち込んだ時、元気が出ます。

    三角形の内角の和は180度。四角形も同じで。とてつもなく大きい、富士山みたいな四角形でも内角の和はすべて360度。

    人間という形。日本人とか、白人とか、尖っている人、鈍い人、内角の和は、誰もが皆同じなんじゃないかって。自分が駄目だと思っているその角とは違う部分は、きっと凄い角度。駄目な角が多いほど、どこかの角は凄いことになっているから。

  • 可愛くて楽しくてほのぼのしてて声だして笑うほどおもしろいのに、落ち込むしハラハラするしヒヤヒヤする…。
    よくここまで感情詰め込めるような作品を…作れるものだ…すごい…。

    声だして笑ったところは、つふゆと福禄寿・寿老人の掛け合いのとこが多かったなぁ。
    「なんと、逢い引きか!」
    「逢い引きですかね!」
    のとことか、大好き。ワチャワチャ感。

    そんで最後にかな入力の伏線回収ね!!さすが!!気付いたとき「ハァッ!!」ってなった。そういうオチャメなところも好きだ。

    ニタニタも楽しく読めた!
    「君と夏が~」のときもそうだったけど、こういうお化けのゾワゾワ感出すのすごい上手だよね…。ほんとに読んでてゾワッとするの。賽助先生の手腕です。

    おもしろかった!新作が出たらまた読みたい!明るくても暗くてもいい、賽助先生の文字の紡ぎ方が好きだ!

  • 内角の和は、誰もが皆同じなんじゃないかって、そう思うようにしてるんです

  • 仕事なし彼氏なしの主人公が、七福神で人気を高めたいと考えている福禄寿と寿老人と出会うというファンタジックな物語。主人公の名前は、榛名都冬(はるなつふゆ)で、「あきない」(=飽きない)ということらしい。小説の直接の内容ではないが、昔の看板にも「春夏冬中」(=商い中)があったというのが面白い。

  • 描き下ろしが追加されていると聞いて。
    外伝的な話、あるいは続編を期待したんだけど、
    全然違う話だったのでちょっと残念。
    しかも、妖怪物だと大御所が多々いるのでなかなか難しいかなあと思ったり。
    まあ、短編のライト小説と思えばそれなりか。
    あと、表紙に紙カバーがついてるんだけど、ぱっと見題名もなくこの本だって分からないので、ちょっと困った。
    まあ、知名度的に言えばそうやって探す人の方が少なそうだから良いのかもしれないけど。

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はるなつふゆと七福神 (ディスカヴァー文庫)の作品紹介

会社をクビになって途方に暮れていた榛名都冬のもとに突然現れたのは、七福神の老人コンビ、福禄寿と寿老人!知名度が低いことを嘆く二柱に、ネットでのPR活動を頼まれた都冬。「…お二人の名を広めることができたら、私の願い事も叶えて貰えますか?」そうして、都冬と神様たちの可笑しな共同生活が始まった!平凡なニート女子と個性的な神様たちのゆるぐだ日常ファンタジー。-全国の書店員が選んだ「世に出したい」新作!第1回本のサナギ賞優秀賞受賞作。

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