期限切れの初恋 (シトロンコミックス) (CITRON COMICS)

  • リブレ出版
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本棚登録 : 346
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799713396

感想・レビュー・書評

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  • 木原さんらしさは味わえるけれど、あっさりしすぎで少し物足りなさを感じてしまう1冊。

    ゲイのリーマン・宇野が学生時代密かに恋心を抱いていた男性、村上。彼が、当時からは想像できないような姿になって現れた。家に招き入れて、世話をしていくうちに少しずつ昔の彼に戻ってくる。叶わない願いなのにどうしても考えてしまう自分の愚かさに、家を出ていくように言うが突然の申し出にキレた村上によって、本当の気持ちを伝えてしまう。宇野に理解をしめした村上は体の関係を持ってあげてハッピーエンド。

    宇野くんの彼への思いが、ただの初恋以上に
    もっと重たい設定があったりすれば共感できて
    感動的にもなったのかも。

  • 地獄。

  • 糸井さんは初読みです。小説の宇野視点をコミカライズ、わりと忠実に再現されていると思います。宇野の表情がグッときますね、ただ、小説で読むより痛さはソフトな感じかな… あと匂いも(笑)

  • 中古品購入。2冊所有(笑)。あやさんにあげよう(笑)。

  • 本屋さんでたまたま見かけて購入。
    小説未読の状態で読みました。
    生ごみ同然の異臭を放つ村上をよく家に置いておけたなと思った。
    立ち直ってよかったと思うけど本当の意味での両思いになってない終わり方が心配すぎてすぐに小説を買いに本屋へ走ることとなりました。
    立ち直って元の人当たりが良くてかっこいい村上が雛乃のようなドタイプの人と出会ってしまったら宇野がまた元のポジションになってしまいそうで不安感の残る終わりでした。

  • これはハッピーエンドになりかけみたいな終わり方でした。
    いわゆるBL的なハッピーエンドだと、主人公の相手もゲイに目覚めてラブラブになるんだけど
    そこまではいっておらず、ノンケの攻が主人公を受け入れた状態で終わりです。
    主人公は好きな人を手に入れるんだけど、同じ気持ちなのではなく
    相手は家族愛とヒモの合わさったような気持ちなのかなーと…
    とにかくBL読んで呑気にハッピーエンドでしたって感じじゃなく、不穏な感じが残りました。
    でも主人公は幸せになったっぽいし、いいかな。
    ずっとお風呂に入ってない攻について臭い描写がリアルで、
    そこもBLを逸脱してると思いましたw

  • 村上の汚れっぷり・荒みっぷり、宇野の「乞いながら物言わない人」が目に見える形で具現化していた。糸井さんの絵柄は木原さんの特別なものと凡庸なものを表現するのに凄く合っている。華美でないけど、色気はある、と言うような。

  • いい人そうで結構なロクデナシの攻さん。まったく、受はこいつの何処がいいんだろう。と思わせるうっすら執着愛がサスガ木原先生です。(賞賛
    小説の方も読んでみたくなりました。

  • 先に漫画の方から読みました! 流れ的に引っ掛かるところも無かったし、絵も喜怒哀楽の表情が分かりやすいし(絶望の表情がめちゃくちゃ絶望しているように見えるのがいい)素敵だと思いました……それにしても先が気になるところで終わってる~。もうちょっと続いてくれてもよかった。

    • みなみさん
      読むの早いね^^ 予想通り、小説から先に読むのが正しいのかな? と思い、私は小説から読んだけど、どっちでもいいっちゃいいw 今回は、おや? ...
      読むの早いね^^ 予想通り、小説から先に読むのが正しいのかな? と思い、私は小説から読んだけど、どっちでもいいっちゃいいw 今回は、おや? ノーマルな木原だな、と思いました!
      2014/01/12
    • Sさん
      小説は時間かかりそうだと思ったから漫画からいこうと思ったよ! ああでも言われてみれば小説のが正しい雰囲気ではあるね……! 多分漫画の方は省略...
      小説は時間かかりそうだと思ったから漫画からいこうと思ったよ! ああでも言われてみれば小説のが正しい雰囲気ではあるね……! 多分漫画の方は省略されてる部分もあるよね笑 ノーマルっちゃノーマルだけど、いきなりがくんと不幸にするところは通常営業ではなかろうか……。
      2014/01/13
  • ガ、ガツンときた!大学の頃好きだった村上のことがずっと忘れられない宇野。村上は友人たちに借金をした上ホームレスになっていた。わたしだったらそんな泥酔してる村上を連れ帰れるほど、恋い焦がれたことがあったかな、と考えた。宇野は自分のためにも連れ帰ったわけだけど、村上は村上で結構な方だし、お互いなんだかなって感じですよね。なんかこれだけ読むとハッピーエンドっぽいんですけど、小説はどうなってるのか楽しみです。ペーパー面白かったwペーパー付

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著者プロフィール

7月31日生まれ。2010年、「Citron」(リブレ出版)にて『婚前旅行』でデビュー。女性誌、青年誌で活動中。主な著書に、『わたしは真夜中』(幻冬舎コミックス)、『真昼のポルボロン』(講談社)、『最果てから、徒歩5分』(新潮社)などがある。三度のご飯が好き。

「2022年 『僕はメイクしてみることにした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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