冷酷公爵は蕾姫を散らす 秘密のキスは甘い罠 (乙蜜ミルキィ文庫)

著者 :
  • リブレ出版
3.10
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本棚登録 : 35
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799714270

作品紹介・あらすじ

「今日からお前は私の妻だ」仇敵の公爵家に嫁ぐことになったジュリアーナ。夫となるのは冷酷な蒼い瞳をしたロレンツォ。体は渡しても心は渡さないと決めていたのに、毎日のように淫らに求めさせられ辱められる無垢な体は、ロレンツォの手戯で快楽に溺れていく。そんな折、何者かに離れに閉じ込められたジュリアーナは、普段は傲慢で非情なロレンツォが必死に自分を助け出す姿に、心が揺れ動いて…?すれ違い激情のドラマチックラブ。

感想・レビュー・書評

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  • 昔から敵対している同じ公爵家で名前がロレンツォとジュリアーナって、ロミオとジュリエットみたいって思っていたら、ロミオとジュリエットをベースにしていました。

    ロミオとジュリエットとは違って、こちらはハッピーエンドなんですけど、ロレンツォって冷酷じゃないなぁって思いました。一目惚れしたジュリアーナにどう接したらいいか分からないって感じで、やってることは中学生かなぁって感じです。

    ジュリアーナ側の心情だけじゃなくて、ロレンツォ側の心情も書かれているんで、分かり易いのだけど、いくら仮面を付けていても、長い間一緒にいたロレンツォが仮面を外すまで分からないってあり?とか、ちょっと突っ込みたくなるところがありました。

  • 挿絵がファンである天野ちぎり先生ということと、ロミオとジュリエットをベースにしたお話ということで、個人的にロミジュリが好きなだけに期待して読み進めましたが、ストーリーに起伏がなく盛り上がりにかけていました。
    ヒロインに想いをよせている従兄の存在をもっと出してヒーローと一悶着あるとか、もう少しドラマティックな展開があってもよかったです。
    全体的に絡みのシーンが多く、ヒロインの喘ぎ方もちょっと大げさかなぁと思いました(笑)
    それとタイトルに「冷酷」が付いているのでヒーローにもう少しSっ気があってもよかったかもしれません。

    とはいっても、天野先生のイラストもすばらしく、ストーリーに色を持たせていますし、ストーリー後半の甘い感じがとても好きです。
    著者の次回作に期待します。

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