大人のヒヨコ (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)

著者 :
  • リブレ出版
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本棚登録 : 73
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799714409

感想・レビュー・書評

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  • ▼あらすじ
    通学電車で偶然隣りに座った下級生・咲に、異様に懐かれてしまった里見。
    授業中も離れたくない!とヒヨコみたいにくっついてきたり、餌付け中の里見をエサと一緒に食べようとしたり……この子、一体なに考えてんの!?
    いつの間にかキスやエッチまで許してしまったけれど、生態不明な咲の謎が明らかになるにつれ、里見は――?

    男なんて全然興味なかったはずなのに、オレだけの泣き虫なヒヨコが可愛くってしかたない!
    純粋で一途な不思議くんと、運命の恋育成中?
    大量かきおろしつき!

    ***

    たりらびー先生の絵柄は癖が強いので苦手な人は苦手ですがハマる人はどっぷりハマると思います。
    そんな私は勿論後者です。作家買いしました(笑)

    肝心な作品の内容はと言いますと表題作が内容の半分を占め、もう半分は書き下ろしなのですが今回は全体的にコミカルでシリアスなお話が一切ありません。書き下ろしの神手のシリーズに至ってはコミカルに輪を掛けてコミカルです。
    一言で言い表すなら「アホエロ」かと(笑)

    個人的に「秘密のるーる」ツボでした。
    禁断の双子依存モノ(しかも不良)で、れだけでも十分萌えるのにどちらもリバで、中で果てた後で受けと攻めが逆転するのが非常に美味しかったです。
    さすがたりらびー先生…双子を描かせたら右に出るものは居ないんじゃないかと思いました(笑)

    読んでいて改めて思った事はやっぱりたりらびー先生は色気のある表情を描くのがお上手だと思いました。
    特に横顔…。あの凛とした、涼やかなんだけどこちらまでムラッとくるような色気のある表情が堪りません…っ!

    次のコミックも非常に楽しみです!

  • 赤ちゃんプレイ(笑)?「おっぱい」とか「おしり」とかスパーンと言い切るこの言葉攻めがたまりません!今回はヘタレな攻めに甘~い男前な受けの話。
    絵は勿論のこと、独特な間の取り方がクセになるんだよなー。でも同時収録の短編がいまいち過ぎた…(´ω`)

  • 個性的な絵柄が、もはやヤミツキになっています。作家買いしているのですが、今回も裏切られない面白さでした。
    今までのダークエロな作風から、ちょいコミカルでライトな仕上がりに変化していて、読みやすくなっています。軽くなった分、ありきたりになっていないか心配しましたが、強烈な個性とエロスは褪色なくそのまんまで安堵。

    学園モノが4作収録されています。どの話にも描き下ろしが大量についていて満足感が上がりました。
    表題作は謎の高1ヒヨコ×育成上手なモテ系先輩高校生。
    里見は通学電車で隣同士の席になった咲にヒヨコが親鳥を慕うがごとく懐かれてしまいます。
    咲はインプリンティングされたヒヨコの行動そっくりに一日中里見にべったり。くっついて離れません。
    というと、めちゃカワなんだけど…実は里見よりすごく背が高くて威圧感あるイケメンです。
    不登校だったらしく、訳ありで正体不明で謎だらけの咲。
    なのに里見の前では感情をストレートに出してわかりやすいwwすぐ泣くし、ヤキモチ焼いていつものポーズですねまくり、べったりと甘えます。
    そんな咲に興味を抱いた里見は、彼をそばに置いてかわいがっていくうちに、今まで抱いたことのない激しい執着まで感じるように。

    全身全霊で里見を独占したがる咲にキュンときます。里見がほだされた気持ち、理解できます。
    里見の「ほらおいで、おっぱい」でぺろん、に激萌えしました…

    「秘密のるーる」はセンセ独特の双子モノ。禁断の関係で倒錯的でツボでした。

    そして、世界のカリスマ神手のシリーズに爆笑しました。
    ある時は男子校の保険医、ある時はスーパーの万引きGメン、ある時はホストクラブのカリスマオーナー…!
    神手、迷える大勢の子羊たちを精力的なお仕事ぶりで(主に下半身)救っていきます。エロかっこよくて大爆笑~!
    描き下ろしではそんなエロい神手に、息子がいることが発覚。この天くんが神手の子供だけあって、エロかわいい子なんですよね。爆笑しつつも、天くんにはあなどれない将来性を感じました。

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