ゴロウジロ! (シトロンコミックス)

著者 :
  • リブレ出版
3.64
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本棚登録 : 116
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799715611

感想・レビュー・書評

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  • (感想)

    お風呂でのジロさんの後ろ姿にやられてしまった!!

    元がモバイル配信されてた作品なので
    本にすると不思議な感覚ですが
    内容は作家さまの目標でもある日常を描いた作品です。

    ひょんなことから同居することになった2人の日常。
    グータラそうなゴロウさんと、しっかり者のジロさんと。
    ほのぼのからシリアスまで、とっても引き込まれる作品で
    読んでるこっちも笑ったり、泣いたりで
    いつまでもこの2人が一緒にいられればいいなという感じ。

    恋愛面に関して言えばまだ最後まで結ばれてはいませんが
    途中までは進んでるので、それももうすぐ…
    って「おまけ」を読む限りでは、なかなかそれも…

    でもジロさんのあの笑顔見たらねぇ(^^;)

  • なんだこの幸せなお話。ほのぼのするー!

  • うるキュン。ふんわり。末長くお幸せに。

  • ちっこくて大福のようなジロさん(会社員)と
    王子様のようなイケメンのゴロウさん(ニート)。
    2人の出会いは結婚式会場、
    親友と元恋人の結婚式に出てたジロさんと
    花嫁に逃げられて屋上でたたずんでいたゴロウさんが
    成り行きで同居することに!!Σq|゚Д゚|p

    ゴロウさんはジロさんが恋愛の意味で好き、
    でもジロさんは友達の好き。
    この2人がどう変化するのか?

    とっても可愛らしい話。
    携帯用コミックだったので、独特なコマ割り。
    それがいい味を出していて優しが出てるっていうのか、日常のほのぼの感が出てる。
    ほんわか癒し系漫画。+.(´∀`*).+

  • BLに癒しを求めて読んでいるとは程遠い読者だが、これは癒されるわ…。糸井のぞさんはビジュアルが重なる(美形同士、と言う具合に)者同士を描かない傾向の作家さん、と言う認識なんだが、その重ならない具合にわざとらしさとか作為的なものが感じられないので、決して上から目線で物を言う訳ではないが、信用度が高い作家さんなのである。現実に居たらモブ的に周囲に埋もれそうな人物の魂を描くのが上手い、と言うのか。ジロさんの様にちっちゃくて真面目な人、って会社に居たりするから(笑)ちっちゃいだけじゃないぞ、って気付く瞬間とか、リアルに想像できるんだよなぁ。ほぼちびキャラっぽく描かれてしまうジロさんのちびキャラ具合が絶妙で、癒されずにはいられない。ちっちゃいのにしっかり者、と言うギャップに萌えたわけではない、しっかり者でも寂しいんだ、と2か月もゴロウ探し回ったジロさんが言うあの場面で、人の出会いの不思議を垣間見た気がして、一見「まったり癒し系」のみで終わらない所が非常に好きである。

  • 可愛い!携帯サイトで連載していたそうで、1話が短い小話みたいな作品。いつもより更に柔らかいタッチで描かれる、ゴロウさんとジロさんのほのぼの同居物語。

    出会ったのは、お互いの人生でたぶん一番淋しい日。
    それからは、お互いの人生でたぶん一番楽しい日々。

    真面目な普通のサラリーマンのジロさんちに転がり込んだ、キラキラ王子系のゴロウさん。二人でキャッキャしてたかと思うと、ふとした時に、ジロさんの事が大好きなゴロウさんの切なさや愛しさがジンワリ読み手に沁みてくる。
    すごく可愛くて、たぶん糸井さん作品の中でも一番の愛らしさを放つ1冊。でも欲をいうと、二人がくっついてからのお話ももっと読みたかった~( ・ω・) じわじわ二人の距離が近くなって、お互いを想うから葛藤や迷いが生まれ、王道だけどくっついてハッピーエンド。
    で、その後が割とアッサリ恋人同士な雰囲気になった気がして、サラッとした読後感になってしまった(涙) なんかジロさんの初々しいいろんな反応を楽しみにしてたのに! もっとイチャイチャテレテレしてくれて良かったのよ…?

    でも、ダメ男が目標見付けて更正していく良い話でした(笑) 慣れない一人暮らしに凹んでいるゴロウさんと、励ますちっちゃい天使のジロさんのやりとり…メチャメチャ癒されたなぁ(`;ω;´)
    糸井さんもあとがきに書かれてるけど、たぶんこの二人はこのままだね。いつかちゃんと結ばれるとイイね、ゴロウさん(笑)

  • 優しくて、かわいくて、しあわせで。
    穏やかなのに、涙がどんどん出てきて困る。

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著者プロフィール

7月31日生まれ。2010年、「Citron」(リブレ出版)にて『婚前旅行』でデビュー。女性誌、青年誌で活動中。主な著書に、『わたしは真夜中』(幻冬舎コミックス)、『真昼のポルボロン』(講談社)、『最果てから、徒歩5分』(新潮社)などがある。三度のご飯が好き。

「2022年 『僕はメイクしてみることにした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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