傲慢王子のお気に入り (乙蜜ミルキィ文庫)

著者 :
  • リブレ出版
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本棚登録 : 23
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799724675

作品紹介・あらすじ

美人の姉に許嫁を奪われ、国の王太子妃選びのパーティに参加させられた辺境伯令嬢のフィオリは、夜の庭園で出会った傲慢男となぜか一夜を共にしてしまう。その男こそ王太子のシストだった。常に強引なシストに振り回されるようになったフィオリだが、コンプレックスの赤髪を綺麗だと褒められたり、お前に似合うからと豪華なドレスを贈られたり-。気づけば失恋の痛みも癒えシストの事ばかりを考えていると、偶然、彼の目的が姉だと知って!?

感想・レビュー・書評

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  • 個人的には好きなストーリーだけど元婚約者のバルドと姉は普通に感じ悪いなっておもった……

  • 結婚式の準備段階に入っているときに姉に婚約者を奪われ、姉の代わりに王子のお見合いサロンに出ることになる、というなかなか不遇なヒロインのお話です。
    そしてそこで傲慢でやりたい放題(でも意外と優しい)な王子様に出会います。

    王子様のシストは、自分本位な行動は多いもののかっこいいのでよしとして。
    婚約者を奪った姉と、姉に乗り換えた婚約者と、父親が、どうにもむかつきました。
    家族に裏切られて傷ついているヒロインに追い打ちをかける人ばかりで…つらかった…
    しかも最後は姉と元婚約者の結婚式でした。ヒロインの中ではわだかまりは薄くなっていたようですが、わたしはまだ受け入れがたかったです…

  • 婚約直前に姉に許嫁を奪われ、しかも姉の代わりに王太子妃選びのサロンの出席させられる。
    あのタイミングで泣いてバルドが好きだったのと言っちゃう姉も姉ですし、バルドの方もほんとは貴女が好きだったって、それはないなぁ。フィオリが不憫でした。
    自暴自棄になってもしかたないでしょ、これはって感じ。

    王宮に行ったら行ったで、シストに振り回されちゃって、まあシストの言動から好きな子を苛めたくなるという中坊行動だとは思いましたけど、もうちょっと愛の言葉をかけてあげてもよかったのになぁって思いました。

    あと残念なのが、ラストが姉の結婚式のところで終わってること。
    どうせなら、フィオリとシストの結婚式で終わって欲しかった。
    きれいに着飾ったフィオリに対して、意地悪していた貴族令嬢たちが、悔しそうにしてるシーンが欲しかったです。

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