パラダイス・ビュー 下 (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)

著者 :
  • リブレ出版
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本棚登録 : 434
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799724927

感想・レビュー・書評

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  • 上巻で、キモチがすれ違って辛い・・・・ってのをひきずり、
    でも好きな気持ちが勝って、「あいたい」と互いを求めて、元鞘に戻る・・も、
    新しい問題が・・・。

    赤星(受け・医者)がドイツに行くことになった。
    それは大きな夢がかなうことだった。

    が、まだまだ不安定な二人の状態で離ればなれになることはできない。
    しかも、「3年」と言われた任期は、ほぼ仮のもので、
    おそらくあちらに永住となるだろうとのこと。

    夢をあきらめて日本に残ることにするが、同僚に諭されて・・・。


    最後の番外編のようなものがあって、数十年後(70歳になってた)のお話なんだけど、
    めっちゃ泣いた~~~。
    50才で恋人を亡くして、ずっとミュンヘンで一人住むのは寂しいだろうに。
    でもそこに彼がいたから、思い出とともにまだまだ生きていくんだなぁ・・・。

    素敵なお話だったので、前作も探したいです

  • 普段商業BLをあまり読まないわたしでもライト層向けだなと感じる内容。
    綺麗な男2人が恋い焦がれ合い葛藤し時に道を逸れ第三者の介入を経て互いへの恋心を再確認する…というなんとも普通な筋道を普通になぞっており、抵抗は感じにくいがアツく心に来るものもないという印象でした。
    どうやら何かの続編らしいと読み始めてから気付いたので何故2人が愛し合っているのかの詳細はわからなかったのですが、この感じから行くと前を読んでもそこまでしっくりは来ないだろうなと思いました。
    特に受けの人は生い立ちが少々不幸でそれが今の性格や2人の関係に響いてるっぽかったのに、恋愛脳の依存気質で凹むと酒を飲みすぎるという結構普通な性質に闇を感じられなかったのが作品を薄っぺらく感じてしまった要因かと思います。

  • 本編はとてもよかった。
    が、描き下ろしは悪くはないけれど、ちょっと疑問が残る…

  • こんな形でふたりの物語は幕を閉じたのですね…。
    かきおろしは、泣くしかなかった…;;
    久住かっこいいけど、結婚できたのか心配だなあ。
    赤星くんの、ただただ、しあわせになりたくて、しあわせにしたくて、愛しい人のそばにいたくて、必死にすがる姿に心臓がぶるぶるしました。
    ただしあわせを求める姿の愛しきことよ…そして、夢を選択する強さよ…。
    菊池が、成長して、覚悟の決まった、やさしくてかっこいい人になって、すごく、涙がとまらない。
    君とパレードのときからすきなので、無事に続きも完結してよかったです!

  • なんで殺しちゃったしーーーーーーーーーーーー!!!!!バッドエンド!!!!!最後の描き下ろしなかったら☆4だったかも

  • 前作・前々作からついに完結。 最後の最後の最後まで結局離れられないことを実感する過程が、本当になんとも言えないぐらい切なくて愛しいです。 小児医療をドイツでやる意味とかを考えちゃうのは野暮なのであまりそこは突っ込まない方向でいきますけどw 描きおろしは賛否両論ありそうですが、個人的にはこれがあることで優柔不断な攻めが最後まで受けへの愛を貫き通したんだってことがわかってよかったです。 久しぶりに感動するBLに出会えました。

  • ううん…ちょっと納得いかない感じ?
    当て馬との描写よりも実際の二人の描写(特に幸せそうな描写)増やしてほしかったなあ。ラストちらっとでいいから。
    くっつく話を読んで(別のタイトル)、これ読むとあれーこんなカップルだったっけ…てなりました。☆四つと迷ったけどこれで。

  • 最後の……最後で、智沙が好きな私には残酷な…


    何でこんな後書きを……………残酷すぎる、、、最後の描き下ろしページを破って無かったこと・見なかった事にしたい。。


    巻末描き下ろし、もう視界に入れたくないのでマステで固定します。。。


    辛い、苦しい、切ない。。智沙…………(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

  • この作品ものすごくよかった。
    素敵。
    想いはあついのに、赤星くんがとにかく大人
    苦しくて、切なくて弱っても、自分を痛めつけるだけで、自暴自棄になって他人を傷つけるわけでもなく
    ただただ、自分がひたすら苦しんで
    秀緒につらくあたるわけでもなく、とにかく冷静でいようとする赤星が健気で、健気で
    だけど、秀緒だって同じで、本当にこの2人は似てるんだな。
    この2人の優しさが離れても結びつけておけるほど、信頼しあえる要素なんだろう。
    で、誠実だし、お互いのこと以外は仕事に没頭しているし、疑う余地もないほど他人に目を向ける暇もない。
    でも、それで十分な2人なんだし、お互いがいればそれでいいんだよね。
    でも、2人が大人だからなんだか、涙する場面があっても穏やかな気持ちで読めたのは、この2人の空気と赤星くんの性格がそうさせてるんだと思う。
    すごくこの作品好き。素敵だなぁって思えた作品です。

  • あかん。最後の最後で涙腺大崩壊した;;二人が幸せになって良かった…とじーんとしていたのだけど、ラストのラストでね。。うん、本当に二人が最期の時まで添い遂げたのはこの上なく幸せだったんじゃないかなと思う。家族のこととかうまくいきすぎかなーとも思うけど、おばあちゃんのあれは伏線だったと思うし、まぁ良かったかな。願わくばもっと二人のドイツでの生活を見たかったです。

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著者プロフィール

1月7日生まれ、茨城県出身、A型。ふわふわと柔らかく可愛らしい色使いと絵柄でキュンキュンする恋心を描き、大人気の漫画家。
『星くずドロップ』で少女漫画誌初登場を果たす。

「2016年 『星くずドロップ(4)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小嶋ララ子の作品

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