薫りの継承 (下) (ビーボーイコミックスデラックス)

  • 543人登録
  • 4.12評価
    • (48)
    • (47)
    • (24)
    • (3)
    • (1)
  • 38レビュー
  • リブレ出版 (2015年8月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799726365

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
中村 明日美子
中村 明日美子
中村 明日美子
中村 明日美子
中村 明日美子
有効な右矢印 無効な右矢印

薫りの継承 (下) (ビーボーイコミックスデラックス)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 中村明日美子的耽美もの完結編。
    耽美といえば、だいたいこんな収束方法が当たり前だった昔を思い出しました…
    ハピエンなんか禁断愛にとっては軽すぎて、許せなかったかつての乙女心…
    でも、すっかりBL体質になった今現在、これは衝撃的過ぎでした。切ないし、悲しいし、憔悴しきった竹蔵の姿を見るとますます辛い気持ちにさせられました。
    昔のように美化して受けとめることができるといいんだけど。
    でも、ハピエンがお約束になってるBLの中に投下されると改めていい刺激にはなりました。萌えながらドエロ読んだはずなのに、なぜか背筋伸びた気が…!

    エロといえば、濡れ場が芸術的にきれいでしたね。アングルとか、身体の描き方とか、絡み方とか、全部エロくてナマナマしくて圧倒されました。
    あと、オンナの嫉妬も描かれていて怖かったです。
    竹蔵の禁を犯す執着愛には切なさを感じたけど、茉莉子のはただの執着と妬みしか伝わってこなくてぞっとさせられました…

    目隠しを外したことで忍の気持ちが明らかにされていて、あのシーンは印象的です。せっかく二人の気持ちがひとつになれたのに…
    禁忌愛をまっとうできなかったのは、忍がきっと優しい人間だったからですね。
    あの眼帯男がボロボロになってまた登場していてびっくり…!人の気持ちを見透かすような言動で揺さぶってくる人物。

    要の成長も見る事ができました。これこそ継承ですね。
    要のその後もぜひ見てみたいです!
    ひさびさに深くて重いエロスを堪能しました。

  • 2017/04/15
    下巻は忍の奥さんもチラホラ出てきたけど中でも印象的だったのは今までずっと顔は描かれてなかったのに、あのシーンで真正面から描かれていた奥さんの顔が怖い恐い…。
    顔から滲み出る嫉妬や悔しさ、忍や竹蔵を見下している感の凄いこと…コワイヨー_(:3 」∠)_
    ラストはアンハッピーなの?バッドエンドなの?とウロウロしたけど、私は不思議にストンと落ちた。幸せに暮らせる程甘くは出来てないやな。
    いい本に出会えた。中村明日美子先生良いです!

  • 上下巻読了。明日美子作品で「Jの総て」が一番好きな私には、手元に置いておく作品にならズ。もがき苦しんでそれでもセオリー的幸せを渇望して欲しかったが、不幸を渇望する事が幸福であり許されるような、愛を証明するような気配を醸すエリート兄に結局思い馳せられズ。目隠し×明日美子センセ=最早美術絵画的エロの域。

  • 今の時代となってはBLという言葉も世間に出回り、同性愛もむしろ認める方向に動いているけど、中村明日美子さんが描くような『耽美』の中では『同性愛』まして『近親』は本当に死にも近い禁忌なのだと思う。それがあのラスト。

    兄が弟を遠ざけたのは、近づいたら『禁忌』を犯して全てが崩壊してしまうことを自覚してたからなのだろう。
    目隠しをすることで、『弟だとわかっていなかった』と言い聞かせ、弟と交わることへの罪悪感をなくす。

    あのラストが耽美らしい、とはわかっていても、やはり別の幸せの形があったのではないか?と思ってしまう(……のはハピエンBLに浸かりすぎたせいだろう)

    弟はこれからどうなるのか、
    救われるのか

    弟×甥という展開も美味しいのでは……と思うのは単に私が叔父甥好きだからですねすみません

    次はどの中村明日美子作品を読もうか…
    レビューを見るとダブルミンツがハピエンそうかな……

  • 切ない無限ループ

  • 時折伏線回収か?と思われるよなシーン描いたりしますが
    詳細不明にて後追い出来ず…

    というか、この作品の一番のアレは
    奥さん、あの【オンナ】丸出しなネイルとか口もと…すごく
    気持ち悪かった、

    そしてこういうエンドだともうほんとに誰もなにも救われないから
    勘弁してほしい、どこにどう気持ち落ち着けたらいいんですかエンドは
    読んでいてつらいなあ

    息子は息子でえらい雰囲気のある青年に成長していてこちらはこちらで
    描いてほしいな、と思った
    続編あるとしたらそーなるか…あのオンナ丸出しマッマがいるから
    無理かな、この二人の話なんてw

  • ぶっちゃけラストが好みじゃない・・・・。
    死んでエンドというのがどうしても。
    地べたはいつくばっても生きる!ってのがよかったなー、と。
    だからダブルミンツみたいのが好き。

    いやでも、竹蔵に甘えることを決して自分に許さない忍。
    盲目的な思慕を寄せる竹蔵。
    萌えました。

  • 幸せになれるなんてないのかなぁ…と、思いました。むしろ、幸せとは。

  • 上下巻読了。中村明日美子ひさびさの本格BL。義理の兄と弟の秘め事、といういかにも明日美子らしい感じ。こういう話に中村明日美子の絵はよく合う。また、話はシンプルながら、いろんな視点が交わって面白い。
    カラミは毎話あるので、苦手な方はお避けください。

  • 上下巻で構成されているこのお話ですが後半は序盤から漂っている淫靡さに加えてドロドロした人間関係も絡んできて余計に背徳的で盛り上がりを見せています。
    二人の不毛な交わりがどういう展開を見せるのか、その結末とタイトルの意味…上巻を読んだ後に一気に読み進めてほしいです。

全38件中 1 - 10件を表示

薫りの継承 (下) (ビーボーイコミックスデラックス)を本棚に登録しているひと

薫りの継承 (下) (ビーボーイコミックスデラックス)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

薫りの継承 (下) (ビーボーイコミックスデラックス)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

薫りの継承 (下) (ビーボーイコミックスデラックス)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

薫りの継承 (下) (ビーボーイコミックスデラックス)のKindle版

ツイートする