- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799730775
感想・レビュー・書評
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市川センセのエッセンスがギュッと凝縮された短編集。
表題作は、女子BLに掲載された作品とのことですが未読でした。男女の双子と男子高校生とのトライアングル的な関係。大人一歩手前の複雑な心情がにじみ出てる話。いつも一緒で好みも一緒だった双子に、突然均衡が崩れる瞬間。多分、双子だから顕が嫌じゃないならかなも嫌じゃない相手ですよね。それが♂を選ぶってのは…理不尽すぎるww
それにしても、女子目線でのBLは読んでてけっこう痛いですね。
「ベランダにて」は、不思議なストーリーで印象的でした。まだ恋人同士には至ってないけど、良い予感を感じさせる二人です。
「カウント3632」はエレベーターに閉じ込められた二人。二人のやりとりがすごく面白かったです。空気読めないし、飛躍しすぎな作家さんのぶっとびキャラに爆笑。この二人の話は延々と読んでみたいです。多分ずっとこの調子で楽しそう。プリーズ!
「ステップワン」は既読。好き好き言われるとうざいけど、知らん顔されるとそれはそれで悲しい…という男心が、かわいくてキュン。
「テストプレイ」は、マンネリ化した性生活に刺激を!ってやつですねw危ない扉を開けてる二人。ニヤつきました。
「道連れ」はアンソロで既読。ダメダメ男とクズ男、Hだけの関係だったのがゲスといえばゲスなんですが、おやじより若い方がいいと乗り換えた受も、ラッキーな流れで若い彼女ができた攻も、やっぱり相性が良かった元カレのエロい身体がわすれられない…という、ゲスで感慨深い話。
センセの多種多様な可能性が感じられて、思わず期待が膨らんでしまうような短編集でした。 -
どの作品も素敵でした。
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読み切り集め、書き下ろし含め7編。なんとなく「ステップワン」と書き下ろし以外はアンソロジーとかで読んだ。久々に読んでもやっぱ良いな、と思う。BLで女の子出るのやーだけど、「ナチュラチュラリィ」は結構ツボ。泣き顔、最高。
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いや〜〜短編として最高 なんども読みたいそんな御本