まじょのルマニオさん

著者 :
  • 文渓堂
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本棚登録 : 229
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799901397

感想・レビュー・書評

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  • 絵が素敵でハロウィンの時期に手に取ってみたけど
    思ったより切ない☆

  • 表情がない魔女のリマニオさん。
    なぜっていつもひとりぼっちだったから。
    ある日、1羽の傷ついたことりがやってきた。

  • 魔女のルマニオさんは一本のほうきを友達として暮らしていました。
    そんなルマニオさんはある日、傷ついた小鳥を助けますが。

    やさしい絵が可愛いけど、ちょっと切ないお話し。

  • 傷ついた小鳥を看病してマルニオさんに芽生えた感情。

    ツエさんが友達の望みを叶えるためにしたことは愛情。

    魔法は使えなくても空は飛べるようになったのは友情。

  • いつも一人ぼっちのルマニオさんが呪文を唱えると、唯一の友だちの魔法の杖は空飛ぶほうきやおいしいスープを作る魔法のスプーンに変身。
    よろしくやっていたのに、ある日けがをした小鳥に出会ったことがきっかけで杖を外に放り投げてしまう。ずっと窓から見守っている杖が気になって仕方なかったな。
    最後一人ぼっちじゃなくなったルマニオさんに、大きく姿を変えた杖も安心して喜んでいるような気がしてならない。
    ジーンと胸に残る余韻は、前半のルマニオさんの上質な深い味わいの孤独も無駄な時間ではないと感じさせてくれる。
    7歳。

  • ツエが影ながら見守っているところが愛らしいです。鳥たちが一斉に集まってカラフルになる場面もステキです。

  • こんなにやさしい魔女がどうしていつも一人だったのかと考えると、魔女は人里離れてひっそりと暮らしている神秘的な存在という役割期待に生まれついたこと。それを続けていくうちにそれが身に沁みついてきたのではないか。
    魔法を手放して違う幸せを手に入れる。

  • 2022.10 ハロウィンの時期1〜3年生に。
    おまじないの呪文が子どもにとってはおもしろかった様子。しっかり絵を見ていた子は、ずっと杖が変わっていく様子に気付いて、裏表紙の絵を指差していた。

  • ひとりぼっちのまじょ、ことりをたすける、ことりたちがやってきてひとりじゃなくなる

  • 次から次へと出てくるもの。単語の文字をひっくり返したり、言葉遊びがおもしろい。

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著者プロフィール

1978年大阪府生まれ。金沢美術工芸大学日本画専攻卒業。 20歳の時にボローニャ国際絵本原画展を見て、独学で絵本を作りはじめる。 絵本『サルくんとお月さま』で絵本作家としてデビュー後、フランスの出版社Le petit lezard社より絵本『CACHE CACHE』をはじめ、日本だけでなくフランスやイタリアなどで数々の絵本を出版。読んだ人が絵本の世界に入り込め、登場人物の想いや言葉が空間に浮かんでくるような絵本作りを心がけ、たとえ言葉が通じなくても、子どもから大人まで世界中の人びとに想いと感動が伝わるような絵本作りを目指している。おもな絵本に『100にんのサンタクロース』『おおきいサンタとちいさいサンタ』『サルくんとバナナのゆうえんち』『まじょのルマニオさん』『サルくんとお月さま』『ブルドッグたんていときえたほし』『せかいいちながいゾウさんのおはな』『だれかのプレゼント』(以上文溪堂)などがある。

「2022年 『TOMONORI TANIGUCHI 絵本カレンダー2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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