- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800201201
作品紹介・あらすじ
「はじめまして!エヴァ・ワグナーです。一緒にアニソンバンド、やりませんか?」-アニソン好きが高じて、ドイツから日本へとやってきた少女、エヴァ。彼女の夢は、アニソンの聖地・日本でアニソンバンドを組むこと。今、その夢が動きだす-。第1回『このラノ』大賞作家が描く、音楽と青春、『CHA‐LA HEAD‐CHA‐LA』から『太陽曰く燃えよカオス』まで、すべてのアニソン好きに贈る、友情物語。
感想・レビュー・書評
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アニソン版バンド青春もの、アニサマに行っちゃうような人間にはシンパシーばりばり。 ラストのライブシーンは実際に該当曲を聞きながら読んだんだけど、疾走感が半端なかった。「あにそん!」ってタイトルじゃダメかな?
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ごく普通の部活もの
つつがないがうす味で取り得もない -
アニソンバンド青春もの。アニソン大好きな留学生の女子高生エヴァが仲間を集め文化祭での演奏を目標にアニソンバンドを組む話。キャラクターの造形は特筆すべきところはないのだが、実際のアニソンを登場させるところがずるい。「ふわふわ時間」に「創聖のアクエリオン」、「射手座☆午後九時Don't be late」など、想像するだけでテンション上がってわくわくして否応なしに熱に飲み込まれる。文化祭最後の曲があの曲だなんて、もう飲み込まれるしかないじゃないか!アニソン大好きな想いに溢れた一冊でした。
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とりあえず、引用もさることながら章タイトルまでアニソンそのままで、これ出版して問題にならないのかな?と心配になる一冊。
非常にオーソドックスな学園青春モノではあるけれど、アニソンという道具をうまく使って危なげなく仕上げた感がある。曲やアニメ自体を知っているか否かでも感じ方は分かれるでしょう。 -
留学生の女子がバンド仲間を集めてアニソンバンドを結成し
文化祭でライブをする話.
サブタイトルすべてがアニソンタイトルで
目次だけでニヤッとしてしまう.
作中でもアニソンがいろいろ登場.
ライブの曲に
ClariSのコネクト
シェリル・ノーム starring May'nの射手座☆午後九時 Don't be late
和田光司のButter-Flyを選ぶあたりで
感じるものも合ったりなかったり.
まぁ,私の中では
和田光司さんはThe Biggest Dreamerの方がイメージ強いんだけどな.
けいおん!とかキラ☆キラとかDEARDROPSみたいな感じで. -
ドイツからの留学生がアニソンバンドを結成し、文化祭で演奏する話。
テンプレそのままという印象。トントン拍子でメンバーが揃っていく様は多少げんなりした。「リアリティがない」なんていうつもりは毛頭ないけど、それでももう少し「抑圧」のシーンが欲しかった。ハラハラするところがなく、退屈。たしかに結成から演奏までを一冊でやろうとすると仕方ないということはわかるけどさ。
とはいえラストの演奏シーンはしっかりと書かれていて、とても良かった。盛り上げ方というか歌詞になぞらえた描写が上手い。ライブシーン好きの僕としては映像で見たいと思った。
まだ一巻でキャラの掘り下げなんてあったものじゃない状況だったため☆3だが、これが巻数を重ねて各キャラに愛着が最大になったラスト、エヴァとのお別れライブ、なんてなったら込み上げてくるものもまた違うだろうという確信がある。以降に期待。 -
王道でいわゆる「お約束」すぎる気はするけど、こういう青春モノは大好物でした。
ライブの盛り上がりは素晴らしいしセットリストの選曲も良かった。 デジモンは見たことないけど『Butter-Fly』は名曲だと思う。
さらなるメディアミックス展開を待ちます…Black Raison d'○treの『INSIDE IDENTITY』を聴きながら。 -
アニソンの神様読み終わりました。
ライトノベルを読みきったのは、
もしかすると初めてかもしれません。
元々、漫画以外は文章読むのが苦手だったもので、メディア化原作の物を購入しても読まずにイラストだけ見て積読本にしていましたので。
お話は、アニソン好きにはたまらないかもしれません。私もアニソンが大好きなので、とても楽しく読むことができました。
最後のライブシーンは、曲になぞらえてキャラクターたちの心情が描かれていて疾走感にドキドキしました。
アニメ化して、音楽と映像が入ったら
もっとワクワクすることができると思いましす!!
それから、のんさんのイラストがとてもかわいいです。皆可愛らしくて大好きです。