灰と話す男 消防女子!! 高柳蘭の奮闘

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800216168

感想・レビュー・書評

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  • 前作より面白いですね。
    消防の大変さが伝わります。
    海猿の女性版かな。
    続きが読みたいですね。

  • sg

  • 前作よりもたくましくなった蘭。
    まさかの殉職者に、驚いてしまったし、読んでいた自分まで、息を呑み、涙してしまった。。
    まさか。。。
    そして、まさかの犯人にも驚いた。
    ちょっとは想像していたけれど、そこに来るか!という感じで。

    最後の現場は、ちょっと複雑な現場だったために、読んでいて、その内部を想像することがすこし難しかったが、ハラハラはした。

    エンディングは、泣きそうになった。
    がんばれ。。。という応援を自分もしたシーン。
    ああ、こうやって、消防士は育っていくのか。。。と、思ったシーン。

    命の危険を顧みず、ただ「要救者を助ける」という使命のもとに働いていただいている消防士さんに本当に感謝。。ありがとうございます。と思った、作品でした。

  • 前作も良かったけど、よりエピソードに深みがあって面白かった。
    消防版海猿(^∇^)

  • 消防女子シリーズ好きなんだけどな。
    早く新作出ないかなー。

  •  火災現場に現れるのは消防士だけではない。「灰と会話する男」との異名をとる木場が所属する予防課の火災原因調査チームも現場にやってきていた。連続しておこる原因不明の火災に警察は事件を疑うが、木場は「この現場は放火ではない」と冷静な姿勢を崩さなかった。

     怪しそうな人間が何人か出てくる中で、犯人に意外性をもたせられたのはミステリとして前作よりも良いところ。それに加え、今回は仲間の殉職や消防士たちのPTSD、助けなければならない人間が仇だったらどうするのかなど、現場の厳しい現実もしっかり入れ込まれていて、仕事小説としてもレベルアップしている。ガタイの良い、でかい男ではできない狭いところや、体重がかけられない現場での蘭の活躍ぶりで”消防女子”の必要性も示され、バランスの良い1作になっていると思う。おもしろかった。

  • 熱い
    消防女子、活躍話

    今回は放火疑いの火災、発生しまくり
    命がけの出動…大変なお仕事です

    放火犯がつかまっても、動機がつらくやるせない

  • シリーズ第2弾も前作に劣らぬ面白さ。ドラマ向きなストーリーも前作同様。「火災調査官・紅蓮次郎」を越えるドラマになるかも?(笑。

  • 横浜が舞台。火災原因をいろいろ知ることができて興味深い。最後の災害は怖い。やっぱり出られないものか。

  • 前作に続き読みやすくて引き込まれました。最後の大火災ではここまでやるかと思う位アクシデントが連発してたけど、実際はこれ以上のことが起こったりすると思うと消防士はすごいと思いました。

著者プロフィール

佐藤青南
一九七五年長崎県生まれ。「ある少女にまつわる殺人の告白」で第九回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し、二〇一一年同作でデビュー。一六年に『白バイガール』で第二回神奈川本大賞を受賞。ドラマ化された「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ、「白バイガール」シリーズ、絶対音感刑事・鳴海桜子が活躍する『連弾』『人格者』『残奏』など、著作多数。近著に『犬を盗む』『ホワイ・ダニット 行動心理捜査官・楯岡絵麻』『ストラングラー 死刑囚の逆転』がある。

「2023年 『残奏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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