『このミステリーがすごい!』大賞作家 書き下ろしBOOK vol.5

著者 : 岡崎琢磨 友井羊 七尾与史 深町秋生 堀内公太郎

• 宝島社 (2014年5月10日発売)

感想・レビュー・書評

[いなえしむろさんの感想 · 2014年11月13日]

短篇集だから通勤の伴なんだが、一部続きものがあり誤算

　「リトル・ゲットー・ボーイ（深町秋生）」はハイテンポでさくっと読める。

　「僕はもう憑かれたよ・第２話（七尾与史）」はなんとなくパス。

　「可視化するアール・ブリュット（岡崎琢磨）」はどうも恋愛チックが好まず流し読み。

　「つゆの朝ごはん・第３話・ふくちゃんのダイエット奮闘記（友井羊）」のダラダラ感がダメ。

　「公開処刑人森のくまさん・２・－お嬢さん、お逃げなさい－（抄）（堀内公太郎）」はグロい続きもの。

　ということで失敗したよ。

著者プロフィール

1986年福岡生まれ。京都大学法学部卒。2012年、第10回『このミステリーがすごい！』大賞隠し玉に選出された『珈琲店タレーランの事件簿　また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』でデビュー。翌年同作で第１回京都本大賞受賞、累計250万部を超える人気シリーズに。この他の著書に『夏を取り戻す』、『貴方のために綴る18の物語』、『Butterfly World 最後の六日間』など多数。

「2022年 『下北沢インディーズ　ライブハウスの名探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」