「がん治療」のウソ (宝島社新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800223234

作品紹介・あらすじ

「常識」とされているがん治療の知識は、実は間違いだらけである-。なぜそんなウソがまかり通るのか。それは病院や医師にとって都合がよいからにほかならない。本書は「がん治療」における"不都合な真実"を現役医師たちへのインタビューと取材により明らかにした。

感想・レビュー・書評

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  • 近藤先生とホスピス医の小野寺先生(元外科医)との対談のほか何人かの先生に医療の問題点を指摘していただいたことや記者が取材したことを1冊の本としてまとめている。
    対談では、進行がんに対して日本では思い込み治療が横行していることを問題視している。
    病理医の福嶋先生は、病理医の不足を嘆いている。
    里見先生は、余命の宣告と病院ランキングはナンセンスと断言。数字が一人歩きを始めることを問題にしている。
    腫瘍医学の高野先生は、治療が人生の目的ではなく、がんと上手く付き合うことだと書いている。
    岡田先生は、がん検診が意味がないことを指摘。

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著者プロフィール

1948年、東京都生まれ。医師。「近藤誠がん研究所」所長。
73年、慶應義塾大学医学部卒業後、同医学部放射線科に入局、79~80年、アメリカへ留学。83年から、同放射線科講師を務める。96年に刊行した『患者よ、がんと闘うな』(文藝春秋)で抗がん剤の副作用問題を初めて指摘し、医療の常識を変える。2012年、第60回菊池寛賞を受賞。13年、東京・渋谷に「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」を開設。14年、慶應義塾大学を定年退職。
ミリオンセラーとなった『医者に殺されない47の心得』(アスコム)ほか、『「健康不安」に殺されるな』『「副作用死」ゼロの真実』『コロナのウソとワクチンの真実』(和田秀樹氏との共著)『新型コロナとワクチンのひみつ』(以上ビジネス社)、『最新 やってはいけない! 健診事典』(講談社)、『医者が言わないこと』(毎日新聞出版)、『どうせ死ぬなら自宅がいい』(エクスナレッジ)など著書多数。
2022年8月13日逝去。

「2023年 『医者に殺されるなー僕が最後まで闘い続けた"医療不信"の正体」(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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