秘密結社にご注意を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800224941

感想・レビュー・書評

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  • 自分のできる範囲で最大限努力すること、それが生きるということ
    闘病生活を送っている人たちは、死なないために最大限の努力をしている
    だから死なないことが生きることであり、生きようとすることが生きること
    目標があって、何かを生み出そうという気力がなければ、毎日を生きているということにはならない

  • 登場人物が多く、視点が短いスパンで変わるので久しぶりに振り回された読書時間でした。

    些細なことまで全てが回収され繋がる。全て意味があるんだろうなとわかっていても「おおっ!」っとなるし、最後の話の回収は言うことなしで読み切ってよかった!

  • 【2023年31冊目】
    バラバラのジグソーパズルのピースを、まずどこにピースがあるのかを探しながら読むような小説でした。だんだんと全体像が見えてきてもなかなか絵が完成せず、最後にピタリと当てはまりました。

    場面展開と時系列がいったりきたりしますが、さほど混乱しなかったのは作者の力量のすごさかなと。欲を言えばもう少しメインの4人やその周りの人物について掘り下げて欲しかったかな。おしなべて、表層だけが見える感じでした。悪役もしかり。

    テンポの良いミステリーを求めている人におすすめです。

  • よく練られた内容だと本当に思う。
    前半の各々の5つほどの話が途中からテトリスのようにがっちりハマって伏線を回収しまくる。
    思わぬ人と思わぬ人が繋がっていたり、何気ない内容が重要だったり。
    実写化されていないから叙述かと思いきや、そうでもない。
    気になるのは伏見の件、ストーカーされた同僚の友達の件、
    これがもやもやしたスッキリしない状態かな。

  • 登場人物の扱い方、表現の仕方が面白い。
    伏線回収も綺麗で最後までサクサク読める。

    好きなクロマトグラフィーを言ってくる人物など、現実世界にいないだろうけど、もしいたら面白そう、という人物ばかり出てくるのも見どころ。

  • ひょんなことから秘密結社に就職した「青野」
    個性的なメンバーと一見無意味に思える「指令」

    パタパタとと伏線が回収され
    あれよあれよという間に結末へ。

    あまり難しく考えずに読むのがおすすめ(笑)

  • 面白かった!先の読めない展開、登場人物がみんなどこかしらで繋がってて、伏線回収もばっちり。
    終わり方もなんかすごくスッキリした。
    読了感がいいというのは結構評価高い。

  • 物凄く面白い、頭をからっぽにして読むともっと面白い、楽しい。

  • 「このミステリーがすごい!」優秀賞受賞。ユーモアミステリー。
    ストーカー容疑をかけられたことから会社をクビになり、引きこもりの生活を続けていた青野恵介は、ひょんなことから“秘密結社"に就職することになる。
    無関係に見えたそれぞれの事件が最後に繋がるという手法。
    秘密結社のメンバーも個性的で好感が持てる。
    面白かった。

  • 先が見えない展開で面白かったです。

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