- Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800226549
作品紹介・あらすじ
新米鍼灸師の真奈が勤める鷹野鍼灸院は、院長・鷹野と助手・真奈の二人だけで切り盛りしている。しかし鷹野は往療ばかりに出て、実際は真奈がひとりで対応することが殆ど。ある日、安産の灸を受けにきた史恵に真奈が施術をしていると、史恵の夫が施術をやめてほしいとやってきた。不審を感じた鷹野は、史恵を診て、あることに気づくが…。おとぼけ鷹野と真奈が織り成す鍼灸ミステリー、開院!
感想・レビュー・書評
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興味深く。
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鍼灸師が主人公。鷹野先生の洞察力と推理力が優れているのは分かったけど、肝心の治療技術については真奈の話と伝聞しか無く。鍼灸師の世界て村社会というか面倒そう。有名鍼灸師はだれかモデルがいるのかな。真奈と吹石の話は悪意がないだけに残酷。鷹野先生は真奈が好きなのか?チラチラ匂わせてた気がする。鍼灸治療受けたいな。
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読みやすいし内容もまあまあ楽しいのだが、なんだかちょっと物足りない。鷹野と真奈の掛け合いがもう少しあったほうが良かったかな。
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【内容】鍼灸業界が題材のミステリ。
【感想】鍼灸に関する蘊蓄はほどほど。あまり詳しくやられるよりはこのくらいがちょうどいいかもしんない。ミステリ成分もほどほど。鷹野さんはカバー絵から思ってたほど飄々とはしてなかったのでもう少しそんな感じでかつ出演シーンももう少し増やしてもいいかも。続編あるなら読んでみたいとは思った。 -
鍼灸院という舞台設定に惹かれて手に取りました。期待通り鍼灸院の日常や施術、鍼灸専門学校で扱われていることや学校生活などとても興味深く読むことができました。読後知ったのですが作者自身が鍼灸師でもいらっしゃるということで生きた描写に納得です。分類としてはありがちな日常の謎系で事件としては重くてもミステリとしてはとても軽いです。むしろお仕事小説として主人公の成長や日常を楽しみました。実はこのミス受賞作の方は挫折しているのですがこちらは軽く楽しめましたのでシリーズになったらまた手に取ってみたいです。
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図書館。
機巧のイブの作者だったのか。
話は上手いので、損をした気はしないが、もっと読みごたえのあるものになったのではないのか?
鍼灸の専門用語は詳しいが。 -
帯に「ツボから謎を解く」とある。私にはツボ自体が謎。
でも、普段あまり触れない世界、それこそ謎めいた世界を垣間見られた。おとぼけの院長と真奈とのがやりとりが面白い。 -
鍼灸師と卒業したての鍼灸師の話。鷹野鍼灸師のキャラクター設定が面白い。コロンボ警部か金田一耕助っぽいがちょっと知的。患者としてくる人たちがいろいろと人間っぽい問題を抱えており、それに首を突っ込む新人鍼灸師の女の子。鍼灸師を目指すに当たって、気が引き締まるストーリー展開である。
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珍しい鍼灸ミステリー?!。鍼灸に興味があったので、そういう面でも面白く読めた。鷹野さんのような鍼灸師さんに診てもらいたいもんだ。