いつやるか? 今でしょ! (宝島SUGOI文庫)

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  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800226884

作品紹介・あらすじ

本書のタイトルでもある名文句が、テレビCMなどで一躍有名に。カリスマ予備校講師の林修先生は、今や実力でも業界のトップに君臨し、なかでも東大受験生から圧倒的な支持を得ている。日本最高峰の頭脳を持つ彼らも師と仰ぐ、林先生初の自己啓発書がついに文庫化。けっして努力不足なのではなく、「考え方」の間違いのせいでうまくいかない人へ、今すぐできる自分改造術をアドバイスする、人生のための教科書です。

感想・レビュー・書評

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  • 知識の習得ではなく自考力を鍛えるというのは娘の通っていた類塾の先生がおっしゃってた言葉です。
    林先生も予備校の先生でやっぱり学力を上げる職業の方々は同じ思いなのかもしれません。

    自分で考え尽くすことで何をすべきかわかります。
    やることがわかったらやるだけです。
    そうなると
    「いつやるか?今でしょ!」
    になるわけなんですよね。

    色々とノウハウも書かれていますが通して言うとよくある自己啓発本をわかりやすくまとめてあるという印象です。
    林先生のファンでなくても面白く読める為になる本やと思います。

  • ・わかる事は分ける事。
    何が分かり、何が分からないのか、何を聞くべきか、分けながら考えていく。

    ・自分で読みたい本も見つけられない様な感性の鈍い人間が、何を読んだところで無駄。
    本は自分でアンテナを広げて、そのアンテナに引っかかったものを読んで行けばよい。
    そうして行くうちにアンテナの性能がどんどん良くなって行く。

    ・自分を小さな枠にはめるな。
    〜だから、〜に決まっている。
    と、その枠に閉じこもって、外に出る努力をやめている。
    そこに自分を固定して、枠に収まったままの自己をアピールする言葉になっている。
    自分で自分の可能性を閉ざしている。

    ・逆算の哲学
    ・時間は足りないもの
    ゴールを想像し、そこから逆算して、目標達成に向けて、今なすべき事はこう、だからこうする。
    与えられた時間の中でベストを尽くす。
    すべての行為は「完璧」ではなく、「満足」の為に行われている。
    できない事は大胆に切り捨て、最終的に満足がら得られればいい。

    ・幸福の秘訣は自分がやりたい事をするのではなく、自分がやるべき事を好きになる事だ。

  • もっと早く読めば良かった。
    逆算の哲学がとても印象に残った。
    与えられた時間の中でベストを尽くすこと、すべての行為は「完全」ではなく、「満足」のために行われている。
    ①まず想像力を駆使して成功のイメージを作り上げること
    ②そのイメージに向かって「満足のバランス」を考えながら物事の順序づけ行う
    未来の1点から今の自分を見つめ、そこから逆算して今の自分を考える。
    5年後の自分の姿を想像せよ!!
    来年は手帳に目標を書いて、現状との差を見てみようと思う。
    その目標を達成する為には、今何をすべきか、それを自分の頭で考えるのが大切だと思う。
    おすすめの本を聞くな、には、共感。
    自分で読みたい本を見つけられないような感性の鈍い人間が、何を読んだところで無駄、確かにその通り。
    だから、これからも本屋には足を運び、感性で自分が読みたい本を見つけていこうと思った!

  • 結構厳しいことを言っていいて、冷めた印象を受けることもあるが、
    綺麗事ではなく、世の中、というか人間の本質を捉えた本音が聞こえてくる。

    将来のために「今」行動を起こすための本。

  • 文章の表現がおもしろいなー。

  • 今でしょ。が有名すぎてあれだけど、書いてることは現代にあった自己啓発書という感じ。
    おすすめの本を聞くな。とか、なるほど。
    と思わせることも多い。
    有名講師というのも納得できる。

  • やっぱり頭のいい人は、話が面白い❗️
    物事にはいろんな見方があるんだなぁって教えてくれた。

  • #本当は★4.5だけど、四捨五入して★5。

    わかりやすい。さすがは予備校講師。
    林修さんのモノの考え方、いわば「モノサシ」がよくわかって、興味深いです。自分の「モノサシ」と比べてみると面白いですね。

  • 「焦らず、腐らず、諦めず」

  • 林先生の、すっきりと無駄のない考え方は、結構好きです。

    「自分で読みたい本も見つけられないような感性の鈍い人間が、何を読んだところで無駄だと思わないかい?」

    「自分の読んでいる本の偏りが気になって、たとえば尊敬する人の「おすすめ」を読みたい、という場合」「その人をよく観察すること」「読書の「痕跡」」を「読み取る」「そういう観察力と感性があってこそ、本の内容だって「読み取れる」(p74〜75)

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著者プロフィール

1965年愛知県生まれ。東進ハイスクール、東進衛星予備校現代文講師。東京大学法学部卒業後、日本長期信用銀行に入行。その後5カ月で退社し、予備校講師となる。現在、東大特進コースなど難関大学向けの講義を中心に担当。テレビ番組のMCや講演など、予備校講師の枠を超えた活躍を続けている。

「2016年 『林修の仕事原論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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