- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800227461
作品紹介・あらすじ
二十二歳の若さながら、沈着冷静で介錯の腕にも定評のある別所龍玄を襲った心の揺らぎ…(辻堂魁)。神楽坂の夕霞楼の娼妓が持つ珠簪に込められた切ない望み(千野隆司)。吉原の客引き兼用心棒・小蝶丸の板橋宿での隠密仕事とは(中谷航太郎)。谷中・藍染川近くの見世に貼られた「みせじまひ」の文字が語る家族の情哀(倉阪鬼一郎)。時代小説の人気作家が書き下ろしで競演するシリーズ第3弾!
感想・レビュー・書評
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風来山人(平賀源内)が綴った「婦美車紫鹿子」という書物は知らなかった。とても参考になった。
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内容(「BOOK」データベースより)
二十二歳の若さながら、沈着冷静で介錯の腕にも定評のある別所龍玄を襲った心の揺らぎ…(辻堂魁)。神楽坂の夕霞楼の娼妓が持つ珠簪に込められた切ない望み(千野隆司)。吉原の客引き兼用心棒・小蝶丸の板橋宿での隠密仕事とは(中谷航太郎)。谷中・藍染川近くの見世に貼られた「みせじまひ」の文字が語る家族の情哀(倉阪鬼一郎)。時代小説の人気作家が書き下ろしで競演するシリーズ第3弾!
辻堂魁、千野隆司、中谷航太郎、倉阪鬼一郎の人気作家4人が江戸の「町」を舞台に競演! 人気作家が、魅力溢れる江戸の町と人が織り成す珠玉の物語を描き好評を得た、時代小説アンソロジー『大江戸「町」物語』の第三弾です。手練れ・辻堂魁が描く介錯人の心と剣の境地、ベテラン・千野隆司が描く岡場所の女の覚悟、気鋭・中谷航太郎のノンストップ・コメディ、鬼才・倉阪鬼一郎ならではの味と人情の物語。すべて新作書き下ろし。『この時代小説がすごい! 』編集部が贈る珠玉の作品集です。
令和5年7月18日~19日 -
冷静沈着な別所龍玄に少し人間味を持たせたかった?
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シリーズ第3弾。
全て書下ろしで、千野さんと中谷さんのは、このシリーズ内での連作になっています。
いずれも面白く、各々の作者の他の作品も気になっているところです。
「月」というタイトルの意味がわかりません。