7日間で身につける! アドラー心理学ワークブック

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 147
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800232250

作品紹介・あらすじ

人気のアドラー心理学がより理解できる書き込み式のワークブックが初めて登場します。
著者は30年にわたりアドラー心理学に基づく研修やカウンセリングを行ってきた岩井俊憲氏です。
岩井氏はアドラー心理学研究の第一人者として活躍しており、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』など数々の書籍を執筆しています。
本書は書き込み式のQ&Aと解説により、読者がアドラー心理学をよりよく身につけるための実用書です。

感想・レビュー・書評

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  • Q&A方式進めていくことで、アドラー心理学を体験的に学ぶことができる本。
    アドラーの思想である「性格は今この瞬間に変えられる」という考えをもとに、図へ落とし込まれた説明が分かりやすい。
    カウンセリングを受けながら、アドラー心理学を身につけていくような感覚です。
    体験的に学びたいという方にはおすすめです。

  • もともとアドラー心理学を学んだことがある人にはエッセンスが凝縮されていて、実践的なワークもできるのでいいかもしれない。いきなりこれだけで学ぶのは難しいと思う。共同体感覚というのがやっぱりわかりづらいが、ここを理解できればまた一歩進める気がする。「共同体感覚を得るための3段階。自己肯定ではなく、自己受容!他者信用ではなく、他者信頼!自己犠牲のない、他者貢献!」

  • 質問に答えながら、アドラー心理学の考えを体験的に学ぶことができる良書。
    アドラー心理学は、分かりにくいところもあるので、個人レベルにまで下ろして学ぶことのできることが、この本のよいところ。

  •  初めてアドラー心理学の本を読んだが、重要なところがピックアップされた図での説明が分かりやすく、スラスラと読み進めることができた。

  • コンパクトにまとまった
    アドラー心理学ワークブック
    でした。わかりやすいです!

  • ワークブックとして時間をかけて取り組んだ割に「嫌われる勇気」から一歩進める程の気付きは得られなかったと思う。「嫌われる勇気」を読み込んだ人は、改めて読む必要がない本だと思った。

  • 自己決定性
    人間は自分の行動を自分で決定できる

    全体論

    認知論
    人間は自分流の主観的な意味づけを通して物事を把握する

    対人関係論

    私的論理
    ベイシック・ミステイク
    ・決めつけ・・少し冷たくされたからといっていつも悪口を言われていると思う
    ・誇張・・1人に1度無視されたからといってみんなから無視されていると思う
    ・過度の一般化・・あることがうまくいかなかったからといって、ほかのこともうまくいかないと思う
    ・単純化・・一部失敗したからといって、全てが無駄だったと思う
    ・見落とし・・応援してくれる人がいるのに、反対している人が多いと皆が反対したと思う。
    ・誤った価値観・・恋人に振られたからといって自分が生きる価値がないと思う

    ホントにホントと疑う
    誰がそう決めたのと疑う
    そのことのメリットを考えてみる



    劣等性・・ハンディキャップ
    劣等コンプレックス・・3流大学だから就職できない

    劣等感を理由に人生の課題から逃げる

    良い人間関係
    ・信頼
    ・共感
    ・尊敬
    ・協力

    課題の分離
    子供が宿題をしないのは親の課題ではない

    勇気付け
    自分ならできる
    こんな問題どうってことない

  • ■書名

    書名:7日間で身につける! アドラー心理学ワークブック
    著者:岩井 俊憲

    ■概要

    人気のアドラー心理学を、より理解できる書き込み式のワークブッ
    クが初めて登場します。
    者は30年にわたりアドラー心理学に基づく研修やカウンセリングを
    行ってきた岩井俊憲氏です。
    岩井氏はアドラー心理学研究の第一人者として活躍しており、『マ
    ンガでやさしくわかるアドラー心理学』など数々の書籍を執筆して
    います。
    本書は書き込み式のQ&Aと解説により、読者がアドラー心理学をよ
    りよく身につけるための実用書です。

    【本書の特徴】アドラー心理学を実生活に活かすワークブック
    本書は、アドラー心理学を理解するだけでなく、実生活に活用する
    ためのワークブックです。アドラー心理学を、「自己決定性」「目
    的論」「全体論」「認知論」「対人関係論」「共同体感覚」「勇気
    づけ」の7つの要素に分けて、Q&A方式のワークを通じて、1日1項目
    を学んでいきます。 7日間ワークに取り組んでもらうことで、アド
    ラー心理学の考えを体にしみ込ませ、今の自分が抱える劣等感、人
    間関係の悩み、生きにくさを克服しながら、なりたい自分に変えて
    いきます!

    【本書の構成】初級編、中級編、上級編とレベルアップしながら、
    アドラー心理学を自分のものにしていく!
    初級編では、アドラー心理学のもっとも特徴的でわかりやすい2項
    目(1日目ワーク「自己決定性」、2日目ワーク「目的論」)を深く学
    んでいただきます。
    中級編では、アドラー心理学をより深く学ぶために必要な3項目(3
    日目ワーク「全体論」、4日目ワーク「認知論」、5日目ワーク「対
    人関係論」)、上級編では、アドラー心理学が目指すゴールともい
    える2項目(6日目ワーク「共同体感覚」、7日目ワーク「勇気づけ」
    )をマスターしていただきます。
    (From amazon)

    ■感想

    少し前から流行っているアドラー心理学のワークブックです。
    色々な本が出ていますが、ワークブック形式の本はこれだけなのかな?
    と思います。
    7日間に分けてポイントを勉強していく形式です。

    こういうワークブックにすると、何がポイントで自分の考えをどう
    するとよりよいのか?というのが分かりやすいです。

    別にこの心理学の考え方が正しいわけでは無いと思いますが、こういう
    考え方に納得できる人には、もってこいの本だと思います。

    私は、この考え方結構好きです。
    「言い訳をしてもやる、やらない、出来る出来ないを決めているのは自分」
    という、全部の責任が自分という考え方です。

    本来、当たり前の考え方だと私は思うのですが、逃げ場がない考え方だ
    から辛い人には辛いです。
    特に、出来ない理由、やれない理由を探すのが上手な人には向かない考え
    方です。

    心理学も多種多様な考え方があるので、全部の心理学でこういうワーク
    ブック出してほしいです。
    比較すればかなり面白いし、ためになるシリーズになるような気がします。

    一点だけどうしても理解できないのは、「原因ではなく目的で考える」
    という点です。
    これ、言葉を変えているだけで、一緒の場合もあると思うのですが、そ
    れはそれでいいのかな??
    この点だけ、もう少し説明してほしかったです。
    つまり、なぜ?といって原因を追究していけば、結局、「そもそも何が
    したいんだっけ?」という考え方になるのではないか?と思うのですが、
    私だけなのかな??
    結局、目的があって何か行動をして問題が発生するという構図だと思う
    のですが、そういうものではないのですかね??

    結果的には、楽しくアドラー心理学が学べました。

    ■自分がこの作品のPOPを作るとしたら?(最大5行)

    アドラーの心理学に関するワークブック。
    一週間(実質2-3時間)で自分と向き合えます。
    堅苦しくなく自分としっかり向き合ってみませんか?

    ■気になった点

    ・人間は自分の行動を自分で決められる。

    ・人間の行動は、目的があると考えてその目的を把握しようとします。

    ・どんな行動も自分がそうしたいと思ってやっていること。

    ・「こうありたい」という理想と現実にギャップがあると、主観的に
     劣等感を感じるのです。

    ・どんな状況でもそれだけでは、その人の人生を決める決定的な要因
     にはならない。それを受け止め、建設的な行動をとるか、非建設的
     な行動をとるかは自分自身で決められる。

    ・すべての人は劣等感を持っている。劣等感は病気ではない。むしろ
     健康で正常な努力と成長の刺激である。

    ・感情は何かをする目的のために使われる。

    ・怒りは二次感情と言われている。

    ・「わかっちゃいるけどやめられない」はやめたくないだけ!

    ・自分と他者は違う。それをスタートにし、あの人はどう感じている
     のだろう?と思いめぐらせる。それが共感なのです。

    ・誰かに信頼されたいのであれば、信頼されるような行動を自分か
     ら取る事が大事。

    ・結局、われわれは、対人関係以外の問題は無いように見える。
     そしてこれらの問題はわれわれが他者に関心を持っている時に
     だけ解決できるのである。

    ・人は他社に貢献していると思えるとき、自分を認められるのである。

    ・自己犠牲を感じながらする貢献は、他者貢献ではない。

    ・ほめて伸ばそうとすると、相手は「もっと褒めてほしい」となり、
     依存状態になってしまいます。

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著者プロフィール

1947年栃木県生まれ。早稲田大学卒業。1985年、有限会社ヒューマン・ギルドを設立。代表取締役。アドラー心理学カウンセリング指導者、上級教育カウンセラー。2つの大学のほか独立行政法人系の看護学校の非常勤講師を歴任。
著書は『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』シリーズ(日本能率協会マネジメントセンター)、『人生が大きく変わる アドラー心理学入門』(かんき出版)、『男と女のアドラー心理学』(青春出版社)など多数。

「2017年 『看護師のためのアドラー心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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