いなくなった私へ (『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800237293

感想・レビュー・書評

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  • 状況が理解できない?いや、理解はして読んでいるのだが設定が分かりきらないせいか、進まない。

    人気シンガーの上条梨乃が自殺した。人気絶頂でのこの事件、憶測が飛び交う。当の本人はゴミ置き場で気が付き、自分のニュースを見てびっくりする。さらに驚きなのが、自分が話しかけても「上条梨乃」だと認識されないこと。唯一、佐伯優斗だけはわかってくれた。
    同時期、上条梨乃の自殺現場に居合わせた樹も、車道に飛び出しひき逃げに合う。梨乃と同じように樹もいる(存在する)のに家族にも認識してもらえない。
    果たして、この謎の現象はどう回収されるのか・・

    なるほど、落としどころはそこだったか、という感じ。
    ただ、本当であればすごく、すごく怖い現象。

著者プロフィール

神奈川県生まれ。東京大学在学中の2014年、「夢のトビラは泉の中に」で、第13回『このミステリーがすごい!』大賞《優秀賞》を受賞。15年、同作を改題した『いなくなった私へ』でデビュー。21年、『十の輪をくぐる』で吉川英治文学新人賞候補、『トリカゴ』で大藪春彦賞受賞。

「2023年 『東大に名探偵はいない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

辻堂ゆめの作品

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