服を買うなら、捨てなさい

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800237392

感想・レビュー・書評

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  • なるほどーって思ったのは、
    流行ってるものを着るのがおしゃれではない
    若い人が着ているものがおしゃれではない
    っていうところ

    やはり自分に似合うかどうか
    自分が好きかどうかなんだなぁ。

  •  タイトルの通りの本。
     「断捨離」や、「ときめきの魔法」を読み、その直後にはモノが減るけれど、いまだにタンスの中には2年も袖を通さない服であふれている。
     ほんとに、毎朝「何を着よう」と悩むのは面倒くさい。

     著者の言う「いつも同じ格好でもいいじゃない」というのは目からうろこ。
     朝、手に取ったけれども着なかった服は捨ててよいというのは、最初乱暴な意見だと感じたが、イマイチだと思う格好で過ごすよりは、自分がきれいだと思える格好で過ごすほうが気分もよいだろうし、「よい」と思う服の手入れをまめにおこないつつ着回しする方がはるかに楽だろう。
     そして著者は言う。より良い服、高い服を手に入れ、それを何度も着倒したほうがお得だと。

     出た、ハイブランド志向。

     この本は、もともと服に興味があり、ファストファッション等で服を山のように買い込み、あーだこーだと悩む人にはすごい向いている。
     しかしながら、服など相手の失礼にならない程度でよく、自分が快適であれば、さほど重要度が高くない、と思う人がうかつにハイブランドに手を出すと、「高いしモノもよいのだけれども、いまいち自分には似合わない」服を抱え込む結果になりはしないだろうか。だって、そもそも服と自分の関係性をそこまで見ていないのだから。似合う似合わないの判断が難しい。(少なくとも私はそうである)
     そもそもファッション大好き!で年齢を重ねてきた人は、「安い服より高い服を着倒す」ことに気づいているのではなかろうか。すなわち「ファストファッションを着た自分がダサい」ということに。

     また、この本を読んで、本当におしゃれな人は、一種のアーティストなのだと思った。なぜなら、服を選択する目線が己の能力に依存しすぎる。(著者がスタイリストなので当たり前であるけれど)
     画家が同じモチーフで何枚も絵を描くように、おしゃれな人は同じようでありつつもバージョンアップをした服を身にまとうのではなかろうか。そう考えると尊い。

     とりあえずは、日常のよく着る服を着倒すのではなく、「すこしはいい感じ」なものにバージョンアップすることから始めようかなと。

  • まとめると…
    バリエーションはいりません。
    何でも着こなせる人などそうそういないから。
    安いものをたくさん買ったり、たくさん持つことをやめて、あなたの生活スタイル、身体、時代、年齢にあったものだけのクローゼットにしましょう。
    中身全てが気分をアゲてくれる服になるといいですね

    と、いうことかと思います。

    具体的には
    朝、鏡の前で脱ぎ捨てた服
    部屋着にしようと思う服

    などは捨ててしまうこと。
    理想は旅行時のワードローブ。


    買う時には

    先ずは靴を大切に。
    行動範囲、生活、時代に合っている今週2回以上着たい服
    コスパのいいもの。(そのシーズンどれだけ着れるか)
    自分の定番がわかったら、それをアップデート


    読み終えて…わかってる、わかってるけどできないんだよーってなりました。
    バブル時代の話は、他の世代にはわからない、この世代特有のエピソードが多く、色々と超越してて興味深かったです。

    その、自分にあった得意分野で生活スタイルに合っていて、なおかつ気分をアゲてくれる服…ってのが、最近全くわからなくなってしまい、買いにいっても何も買わずに帰ってきてしまって、結局ファストファッションでこれでいいや!ってやけくそで買ってしまうばかりの私には、ちょっと、さらっと書いてある一行に、いや、そこがわからないんです…ということがよくありました。
    本書にもあったファッション鬱ってやつかもしれません…。

  • このレビューをお読みになっている皆様に、まずご承知置き頂きたいのは、

    ファッションにはまったく興味のない女が、
    とりあえずユニクロは仕事服の鉄板ですあざす!位しか考えていない女が、

    何をどう間違ったのかこの本を手に取ってしまったということです。

    お察しください(悲)。

    それでは、上下に並ぶ他のレビュアーの方々のレビューをご参照ください。どうぞ!


    どうぞ?

  • 無駄な服はいらない。ワンパターンで結構。
    安い無駄な服を何着も買うなら、気にいるものをひとつ。
    みたいなことが書かれてる。

    私も無駄を省いていきたい。

  • 本書で紹介するのは、そんな「少ない服で素敵にみせる」強いワードローブの作り方です。
    キャリア30年超のスタイリスト地曳いく子(旧姓・渡辺いく子)が、
    今すぐ捨てるべき服と、残すべき服を、分かりやすく指南します。

    -------------------
    少ない服で素敵に見えたら…と手に取ってみたけれど
    本気のおしゃれさん向けの本だった。

    「ワンシーズンで、最低トップス10着、ボトムス3〜4着くらいあれば大丈夫!」と言われても、私の3軍まで合わせてもやっとそのくらいの数…。
    「ファストファッションはワンシーズンものとして上手く使う」と言われても、もう5年は着てるものもある…。
    「靴にはお金をかけて。5〜10万」なんて無理。

    と言った感じ。

    普通のお小遣いの主婦には厳しいものがある内容だった。

    ただ、「気分のあがる服を着る」「一軍しか着ない」「気に入った似合うコーディネートは週何回でも」といった部分なんかは参考になりました。

  • あ、私の似たようなワードローブ合ってるんだ(*ノωノ)
    驚き!

    ただ減らすと結局新しものを買ってしまうループに入っておりまして...量が減らない(´;ω;`)

    でも空間ができると気持ちがよいので、適当にwほどほどにw頑張ります。

  • 読了。

    読みやすく1時間もかからず読めた。

    内容は知っている、聞いたことがあること。
    自分にはあまりしっくりこなかったかな。

    黒が似合うのは若いうちだけと言っておきながら、自分のカラーは黒とか言ってた。五十代らしいけど。

    でも服を減らそうというモチベーションは上がった。明日にでも持ち服を見直そうと思う。
    (161013)

  • トレンドを追うのではなく、スタイルを確立するほうがオシャレでカッコいい。
    自分にはあまり似合わないものを着てテンション下げるより、自分のスタイルの服を着て自信をもとう。

  • 洋服にバリエーションを作るはない。
    1週間に同じコーディネートをしても問題ない。
    自分の定番をつくる。
    靴にお金をかける。
    年々も着ることよりも、シーズンに何回着れるかを考えて購入す。
    言ってることは分かるけど、なかなか難しい。

著者プロフィール

スタイリスト。1959年東京、築地生まれ。MORE、SPUR、 Oggi、Frauなどの人気ファッション誌スタイリストとしてのキャリアは30年を超え、数多くの女優のスタイリングも手がける。『服を買うなら、捨てなさい』(宝島社)、『着かた、生きかた』(宝島社)が累計44万部を突破するなどファッション指南書、生き方指南書が女性たちの絶大な支持を集め、講演なども多数行う。

「2018年 『おしゃれも人生も映画から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

地曳いく子の作品

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