マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング (まんがでわかるシリーズ)

著者 :
制作 : 星井 博文 
  • 宝島社
3.77
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本棚登録 : 1387
感想 : 135
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800241245

作品紹介・あらすじ

企画を通したことのない"ダメ社員"桃子が「A4メモ書き」で大変身!ビジネスに使われる論理思考がマンガでよくわかる!営業、企画、プレゼン、仕事が10倍うまくいく!世界標準の思考整理術!

感想・レビュー・書評

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  • 色々考えてても、頭が真っ白になる時ありますよね。

    相手に「なるほど」と言ってもらえるように、相手にわかりやすく伝えるための思考整理術。

    やることはシンプル。
    A4メモ書きして、頭を整理する。
    1分で書き出してみる。
    10個のテーマをしても10分。

    短時間なので、出来そう。

    次にメモ書きの応用でフレームワーク活用。
    ・3つの理由を考えてみる
    ・マトリックスで整理してみる
    ・3C(お客、競合、自社) 

    メモにちょい足しなんで、出来そう。

    ロジカル・シンキングの名前からは、クリエイティブとはかけ離れていそうですが、逆でクリエイティブな発想を出すためのツール。

    ロジカルから固いイメージがしますが、そんなことはないと言うこと。

    トレーニングを積めば「ゼロ秒思考」が出来るようになる。カッコいい。

    なぜ本を読むのか?
    メモメモ‥

  • 元マッキンゼーの著者によるロジカルシンキング入門書。
    マッキンゼーとロジカルシンキングは切っても切れない関係とのことらしい。

    本著にもあったが、日本でロジカルシンキングと聞けば、些か否定的なニュアンスで使われることが多い。
    (例:もっと論理的に話してくれ、その話の根拠はどうなっているの?など)
    私もそうだが、どうも「ロジカルシンキング」と聞けば構えてしまう。
    本著は、そういったロジカルシンキングへの免疫を下げることから説明してくれているので、同じような思いを抱えている方にとっては良著になるのではないかな?
    (本編でマッキンゼーの会社説明が入ったり、マッキンゼーならではの自慢話を説いているのが少々鼻につくが・・・)

    ロジカルシンキングによる問題解決について、本編では以下のように説明している。
    ①物事をきちんと深堀りして、よりシンプルな良い案を出すこと。
    ②相手に「なるほどね」と言ってもらえるよう、分かりやすく伝えること。

    中でも物語の第一章で紹介された「A4メモ書き」は非常に良い方法だと思う。
    頭のもやもやを全て紙に吐き出し、物事を考える能力やそれを深めていく事には最適の方法に思える。

    またロジックツリーやマトリックスなど、頭で考えていることをPCソフトやアプリではなく、「紙媒体に書き出す」という事は非常に便利かつ大切なことだと思った。

    「頭で考えた事を書き出す→それを後日見直す」と言う行為は、日々の日記にも通じることがあるんだろう。

    ただ、何にでも言える事だが、やる習慣を身につけないとそのスキルは身につかない。
    「A4メモ書き」でも同じで、普段からそういったトレーニングを行なっていないと、いざ本番を迎えた際に効力など発揮しないだろう。

    本著では、1日お題10個、10分間でやりましょうと紹介しているが、果たしてそれを皆するのか・・・
    非常にいい方法ではあるが、読んだだけで定着するほど甘いものではない、トレーニングが必要ということもよく分かった。


    ちなみに漫画の内容自体は星2つ以下かな・・・笑

  • マッキンゼーの考え方でノートを使う
    論理的に物事を考えるとは
    いろいろなパターンをメモしながら
    最良の方法を選ぶことに収束する
    日々の積み重ねで思考経験を積んでいく
    ゼロ秒思考は 理想的 だ
    結果(アウトプット)を系統的に作る

  • 漫画なのでさらっと読める。ゼロ秒思考を得るための訓練はとても簡単なため誰でもすぐに実践できる。ロジカルシンキングについては色々な本があるが、初めて読む本にお勧めしたい一冊だ。

  • 苦手な分野や苦手な相手でも、萎縮せず、焦らなければ学歴や社会経験、成功体験などに関係なく誰でもいつでも論理的思考はできる

    電車の広告を見て
    ・この製品のターゲットは誰か。年齢。どういう消費タイプか。
    ・一番の訴求ポイントは何か。それに成功しているか
    ・成功していないとしたらどこが不十分なのか
    ・自分だったらこの広告をどう変えるか

    マトリックスを有効に使う

  • ・理由を必ず3つ挙げ、それを説明する。自問自答の習慣をつける。
    →検討そのものが深くなり、論理的思考が徹底される。全体観を見失わない

    ・現象を1つずつ潰していっても仕方がない。本質そのものの問題を解決する必要がある。

    ・ロジカルシンキングはクリエイティブな発想を出すためのツール。
    →なぜその新しい発想がいい案なのか、自分で考えたり、他人に説明したりすることができる。

    ・現象・問題→本質的な原因→根本的な解決策→具体的施策

    ロジカルシンキングと聞くと冷たいイメージがあったが、論理的に考えることで対象への理解が深まるから温かい思考法であることがわかった。

  • マンガ形式でわかりやすいです。
    A4一枚で一つのテーマの「何故?」を素早く深堀していく作業。
    私も実践してみました。

  • 内容について
    ・「マッキンゼー式」と言いつつ、筆者はロジカルシンキングをこうやって得た、のような内容になっているので、どこからどこまでがマッキンゼー式なのかちょっと分かりづらかった。
    ・この筆者は「ゼロ秒思考」の方なので、ゼロ秒思考を読んだことがある人は特にこの本を読む必要がないかも。

    マンガでわかる!について
    ・マンガでわかる!というタイトルのわりに、マンガの後にテキストで改めて「ロジカルシンキングを得るためにはこういう方法でやる」というのを説明していて、マンガで説明してくれ…!(笑)と思いました。
    他のマンガでわかる!という本では、マンガがほとんど、テキストは2~4ページというケースもあった。しかしこの本は、テキストが4~6ページくらいある。それならマンガではなく書籍で出せばよかったのでは…と思ったり。うーん…。

  • ロジカルシンキングを誰でも身につけられる方法が記されたマンガベースのビジネス本。
    そもそもこの本がなんで家にあったか覚えてなかった。酔ったとき人に薦めてもらったとあとで思い出したのだが、まず私は「なぜ記憶があいまいになるほど酒を飲みすぎてしまうのか」をA4の紙にひたすら書き出してみた方が良いようである。


    ・ とりあえずロジカルシンキング=なるほど!わかった!と人に納得してもらうためのもの。というのは常に言い聞かせたい。
    情報を集めて、考えて、伝えるというサイクルの1つ。

    ・ 「時間をかければ考えが深まるわけではない。」
    これ、まさにその通りだと思う。まずメモ書きでも外に出してみてスタートするのがよい。私はこれがスーパー苦手である。くだらないことをどんどんSNSに書くのは得意なんだけれども。
    自分が陥りがちな、これじゃ陳腐すぎる(と人が思うだろう)と考えてすぐ出せないとか、とりあえずいい形におさめてみよう、みたいな小手先のテクニック(無駄)をなくすためにも、どんどん書き出すというシンプルな練習はいいかもと思った。

    ・ 漫画形式とキーメッセージの組み合わせで軽く読めるんだけど、漫画がどうしても日ペンの美子ちゃん的なふわふわサクセスストーリーでいまいちである。あ、でも昔日ペンの美子ちゃん読んでた世代なのか。だからこーゆービジネス本が流行ってるのかしら。

    ・ 結局はゼロ秒思考で考えをどんどん出して、そこから考えぬくことが一番大事、というのがメッセージ。これくらいでいいや、はマッキンゼーの世界には無いのである。たぶん。
    この考え抜くをどこまでやりきれるか、がポイントであり、だから好きなことについて考えるか、そもそも考えることが好きだと強いってことなんだよなあ。「想いがない」問題がここにも。ずーん。

  • 安定の内容。

    あらためてA4メモの実用性を実感。

    これまでは仕事で行き詰まった時だけA4メモを実践していたが、これからは毎日10枚程度を実践して行こうと思う。

    また、2×2のフレームワークも使いこなせるように練習していこうと思う。

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著者プロフィール

1978年、東京大学工学部卒業後、小松製作所でダンプトラックの設計・開発に携わる。 スタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。1986年、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。 ソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となる。 2002年、「ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。 大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、も積極的に取り組んでいる。

「2017年 『最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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