【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段
- 宝島社 (2016年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800250858
感想・レビュー・書評
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最後がなんとなく、バタバタと終わった。
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美術もののミステリー。
ミステリ的には面白みも意外性も無いが、美術に関する知識、情報が興味深く、分かりやすいのでサクサク読めた。
ミステリーにするなら、仕掛けが欲しいかも? -
残念
読むのに疲れる -
スタッフでさえ会えない、表にあらわれない、謎めいたアーティスト。
その新作を一手に引き受けるプライマリー・ギャラリーと、うなぎのぼりの値段。
美術品をあつかうむずかしさやおもしろさなど、アートの世界をおもしろく描いていて、ひきこまれる。
殺人事件にしては警察の捜査がお粗末で、ミステリとしてはもの足りない。
第14回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。 -
作家の思想とか謎とかキャラがめちゃくちゃ良かったけど、薄められちゃってた気がする
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物語は興味深く楽しめました。が、ミステリーといわれると微妙。
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警察がマトモに捜査していない。解決は火曜サスペンス並みに最後にドーン!
このミス大賞を何冊か読んで来たけど、イマイチが多いかな? -
人前に一切姿を見せない世界的な現代美術家・川田無名。唯一、その正体を知るギャラリー経営者・唯子が何者かに殺された。アシスタントの佐和子は、唯子を殺した犯人や、無名の居場所を探るべく動き出し…。
2016年の「このミス大賞」受賞作。原田マハのような美術ミステリーだけれど、架空の作家なのでイメージが掴みづらかった。事件そのものや警察の捜査の描写も、巻末の総評でも記されている通りやや杜撰だった。ただ読ませる力はあったので今後に期待か。
(B) -
美術系ミステリー。
ミステリーとしては??だが、作家、画商、コレクターの関係やオークションの仕組みは興味深い