【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 731
感想 : 113
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800250858

感想・レビュー・書評

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  • 山場が無いまま終わってしまった感があります。佐和子を筆頭に登場人物のキャラが、全体に魅力に乏しかった気がします。

  • 絵だし、ミステリーだし。
    ということでしたが。
    悪くはなかったけど。
    気持ちが入らなかったかなぁ。

  • またしてもこれがこのミス?と思ってしまうような作品が大賞を受賞したものだと落胆した。アートの叙述が多く、川田無名なる芸術家が本当に存在するのではないかというくらいの細やかな作品描写は素晴らしかった。でも、これをミステリーという観点で宣伝したせいで、逆にこの作品の良さが死んだ気がする。このミスという宣伝文句さえなければ、もっと純粋な気持で作品を読めたのになぁと思う一歩で、宣伝文句一つに左右されるということは、やはり力がない作品なのかもしれないとも思う。

  • ミステリーかな。

  • 現代アートは本人が書かなくても
    工房でできるとは...

  • アートの世界を舞台にしたミステリー。
    そこそこ面白かったです。

    謎解きが淡白だっかな〜とか、
    ある方向へグイグイ引っ張る感じは少なかったかな〜とか、
    一つ一つの伏線らしきものが、スッーと溶ける感じだったかな〜とか、
    感じたけど、アートの世界を舞台にしたシナリオは好きだし楽しめた。

  • 読書記録です。まだの人は読まないでね。
    このミステリーがすごい大賞受賞作品。

    転じて墨ののった「紙」の値段。
    最後の数ページで一気に謎解きをしたのがちょっと残念。
    読んでいればだいたい、姿を現さない芸術家の謎は想像できるから、ラストにしゃべらせるんじゃなくて少しずつ把握させて欲しかった。
    だって2時間ドラマの演出じゃないんだから、高飛び前に小娘のごたくなんて空港でゆっくり聞いてられないでしょーに。ちょっと現実味に欠けるかな…
    「本当の目的」のみラストで証して欲しかったなぁ。

  • このミス大賞作。美術ものは作品がイメージできないといまいち乗り切れない。

  • 美術商に勤める女性の上司が、何者かに殺された。
    推理小説というよりは、美術商の世界を描いた作品。あんまり興味ないし、無駄に長い。
    最後の10p位で、謎解き。
    このミス大賞。たまに”このミス”では、この作品が?ってのが、大賞だったりする。こっちの興味の問題かな?

  • 「このミステリーがすごい!」大賞(2015/1回)

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著者プロフィール

1988年、京都府生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒。香港中文大学大学院修了。2015年、『神の値段』で第14回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞して作家デビューを果たす。主な著書に『ピカソになれない私たち』、『コンサバター 大英博物館の天才修復士』からつづく「コンサバター」シリーズ、『飛石を渡れば』など。近著に『カンヴァスの恋人たち』がある。

「2023年 『光をえがく人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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