思うは招く ~自分たちの力で最高のロケットを作る!

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800251398

感想・レビュー・書評

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  • 2016年10冊目?(今年はあまりカウントしてないので、極端に少ない…)「思うは招く」読了。

    TEDで一躍有名になった植松さんの書籍。いいこと言うよねっ共感でき、気持ちよく読めました。大人が住宅ローンと教育費から解放される日を期待したい。

    (以外抜粋)
    「やったことのない人は、できない理由しか教えてくれない」

    「「どうせ無理」と思ってしまったり、「どうせ無理だよ」という人に出会ったら、「どうやったらできるかを考えさせてください」」

    「「どうせ無理」をなくすためには、大人が住宅ローンと教育費の負担から開放される必要があります。」

    「「楽」と「楽しむ」は同じ漢字を書きますが、意味が全然違います。…迷ったときは、「楽」を選んでいないか考えてみたらいいです」

    「お金で買える夢は、誰かがしてくれるサービスです」

    「一生懸命という言葉は、「何かひとつ」を頑張ることではありません」

    「今の自分に「ちょっといやだなぁ」と思うところがあって、「変わりたいなぁ」と思っているなら、人と出会えばいいです」

    「同じ格好しなきゃいけない、同じテレビを観なきゃいけない、同じ話題をしゃべらないといけない、同じ人を嫌いにならなきゃいけない…それは仲間ではありません。ただの群れです」

    「(自信を減らすために)最も効果的なのは、思考や行動の否定です」

    「山本五十六の言葉に、「やってみせ、…」とうものがあります。これには続きがあり、「話し合い…」「やっている…」の3つで構成されています」

    「教育とは、死に至らない失敗を安全に経験させるためのものです」

    「「失敗は許されない」ではなく「成功率を高めよう」と考えたらいいです」

    「人は、自分が怖いと感じることを、他者を屈服させるときに使ってしまいます」

    「ダーウィンは、変化に適合したものだけが生き残ると言っています」

  • 著者の前著「空想教室」や「NASAより宇宙に近い町工場」で語られていたことがコンパクトにまとめられた書籍。
    初めて植松さんの書籍を読むなら本書より「NASAより~」がオススメ。既に前著を読んだ人たちは本書は読む必要はない気もするが、私のような植松さんのファンはこれも是非買うべきだと思う。

著者プロフィール

【植松 努】(うえまつ・つとむ)
 植松電機 代表取締役 1966年北海道芦別市生まれ。株式会社植松電機・代表取締役。株式会社カムイスペースワークス・代表取締役。NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)・理事。植松電機で世界水準のロケット開発、微小重力の実験、小型人工衛星開発などを進めつつ、子どもたちの夢を育てるロケット教室で年間1万人以上の子どもたちと一緒に活動している。これらの活動を通じて、人の可能性を奪う言葉である「どうせ無理」を無くし、夢を諦めない事の大切さを伝える。2010年4月より「より良くを求める社会」の実現に向けて、赤平で「住宅に関するコスト1/10、食に関するコストを1/2、教育に関するコスト0」の実験を行う「ARCプロジェクト」を開始。2014年に公開されたTEDsapporoでの「思うは招く」のスピーチは688万回再生(2023年1月6日現在)。

「2023年 『社会を変える学校、学校を変える社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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