ドッグカフェ・ワンノアール 凛とシルビー、危機一髪! (宝島社文庫 『日本ラブストーリー』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800253781

感想・レビュー・書評

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  • 『ドッグカフェ・ワンノアール』に勤める森川凛とその飼い犬シルビーは、幽霊を見ることができる能力を持つ。
    新キャラ高校生幽霊未来ちゃんいいキャラですねぇ。成仏しないでずっとこのまま居座るのかしら。
    シルビーを欲しがる女が描かれますが、気味が悪いと思えるほどの言動を見せておいて、オチが弱い。

  • 表紙や登場人物からイメージするよりも少しノワール。それでも、2話目の終わりの「ごゆっくり」には少し温かい気持ちになるし、5話目の終わりの「チーズタラが好き」にはクスッとしてしまいます。

  • 宮崎老人の嫌いさが上を行って
    ヘルパー二人組になんとなく同情。
    特に男性の方はこれじゃ踏んだり蹴ったりでしょ。
    あと女子高生幽霊ほほえましい。

  • 常連さんを追いかけていたカメラマンが殺され
    お店には、妙な男女が現れた。

    カメラマンの方は1話目で終了しますが
    妙な男女は最後までちらほらと。
    木曜日だけに現れる女子高生の幽霊
    家族たる老犬を大事にしている妙齢の女性
    悪質クレーマーに、変な男女。

    5話分の連続短編で、前回いなくなった同僚の代わりに
    女子高生が居座るのかな? という感じです。
    とはいえ、店から出る事はなさそうですが。
    おかげで更なる『独り言』が増えて
    主人公は怪しいばかり。
    まぁ…仕方がないのかもしれませんw

    結局刑事さんとの仲も進んでなさそうですし。
    いや、刑事の方もにじり寄っているので
    そのうち分かる…やも?
    しかしそのにじり寄りに慣れてしまったら
    差に気が付かないかも、ですが。

  • 新キャラ高校生幽霊未来ちゃんいいキャラですねぇ。成仏しないでずっとこのまま居座るのかしら。凛ちゃんとシルビー今回も事件巻き込まれたり、事件の中に自ら突進したり。刑事の真木さんが怒るのも無理ない。真木さんと凛ちゃんいい感じなのにイマイチ進展しないなぁ。シルビーがいるとはいえ一人暮らしの家にあげたり、一緒に紅葉狩りに行こうと考えるんだから、凛ちゃんも真木さんを好きなんだと思うんだけど。真木さんにとっては一番のライバルはシルビーですね。

  • (収録作品)ファインダー/木曜日の女子高生/ずっと待ってる/誠意の代償/シルビー、行方不明になる/番外編 シルビー、アルバイトをする

  • 明らかに見えている筋を無視しているのか気がつかないのか、わざわざ危険に飛び込んで行く感じがどうも違和感を覚えます。
    あと全編を通してシルビーを欲しがる女が描かれますが、気味が悪いと思えるほどの言動を見せておいて、オチが弱すぎる。少し方向性を見失ってる気がする。

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著者プロフィール

1975年、京都府生まれ。高校卒業後、金融会社に入社し、のちに通信会社勤務の傍ら小説の執筆を始める。2014年、第9回日本ラブストーリー大賞へ応募した『トマトの先生』が大賞を受賞し、デビュー。他の著書に「ドッグカフェ・ワンノアール」シリーズ、『元カレの猫を、預かりまして。』『夜は不思議などうぶつえん』がある。

「2023年 『猫を処方いたします。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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