- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800255112
作品紹介・あらすじ
レストラン「TORINO」で何となくアルバイトを続けている実家暮らしの桂フミ。輝きを感じながら生きたいと望みつつも、その糸口が見つからない-。だが、同僚や常連客と触れ合っていくうちに、フミはニーチェ哲学の本質を知る。「自分の感じたままに生きろ」というメッセージに、フミは本気で生きる勇気を徐々に見出して…。
感想・レビュー・書評
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意外に面白かった。
マンガなので読みやすくわかりやすい。
こういう人いるな〜って思ったり、自分の思想の成長にもなった。
まとめ
自分を受け入れて自分を愛する。
この事が出来れば自由で幸せに生きられる。
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哲学者であるニーチェの考え方を、わかっているようでわかっていないのではないかと思い直し、読むことにした。
最近、「羽合(しゅうごう)」という考え方を取り入れている。それは、色々な考え方のイイトコ取りをするというもの。今回もニーチェの考え方がすべてわかったわけではないが、参考にしたいことが2つつあった。
一つ目は、人間は道徳心にとらわれすぎていること。「~しなければ」「~した方がよい」という考え。ニーチェはそれを「自然ではない」と言っている。もっと自分の欲に正直になっていいと。
二つ目は、良いことだけでなく、悪いことも受け入れる「運命愛」を持つということ。
ニーチェは幼い頃に父親や弟を亡くした。20年以上もの闘病生活も送った。そんな境遇にありながらも、全て起こることは美しいと肯定できるニーチェがすごいと思った。
「運命愛」の内容を読んだ時、思い出したことがある。頸髄損傷のYouTuberさんだ。
彼女は受傷後、5年の歳月を経て前を向けるようになったと話している。マイナスなこともちゃんと受け入れて前向きに生きているのだ。
彼女こそ「運命愛」に溢れた人だと思う。
この本は、また時間をおいて再読したい。
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なかなか奥が深くて難しい考え方だった。
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コマ割りがちょっと少女漫画っぽい。
ニーチェの8つの思想の入門に。
ノウハウに考える力を奪わせるな。
一流の仕事人は仕事そのものが自己表現。
身体と精神は分離できない。
自らの行動=運命。
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自分の生き方を改めて見つめ直し、見直すことができました。
自分に正直に、素直になること、また、やりたいこと、心から楽しんでいろんなことやっていくことを実践していこうと思いました。 -
良かった。
ニーチェに関して無知だったが、やはり哲学は面白い。
哲学の本は難しい(言葉)というイメージがあるが、漫画から入るのもいいかも。 -
ニーチェの考え方の大枠は理解できてすぐ読み終わる。漫画のおかげで哲学というとっつきにくいイメージの分野を身近に感じられるので入門書としてはおすすめだと思います。