何様ですか? (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

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著者 : 枝松蛍
  • 宝島社 (2016年7月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800257499

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何様ですか? (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)の感想・レビュー・書評

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  • 面白い!笑!!!いや、そうだよね。みんな大体思うよなぁ。こういうこと。と、思うような毒舌や、学生時代あるあるそうそうと思う一連の場面。この著者が言うように、なぜか学力云々以外にも、ブスばっかりのクラスとか、暗い性格の冴えないやつばっかりのクラスがないとか、なるどな。

    と。笑!!ある一定の割合でもって、人気のあるグループ1割、出しゃばり、仕切り屋、暗い冴えないやつ、コメディたっちのやつ、真面目なやつがうまいこと混ざるようになってクラスって確かに成り立ってるよなぁ。と、

    そして、なんらかのグループに所在していることがそれぞれわかっているような気がする。笑!

    私は美人のグループには、入れてないな。とか。笑!

    そのあたりの自らの立ち位置のミスがイジメとかになるんでないかなぁ。と、思いつつ読み進めた一冊でした。

    この自らの立ち位置を自分で考える力って、幼少の頃から培わないと、浮く原因になるよなぁ。と、子育てをしている今現在、娘や息子の正しい立ち位置の認識を改めねば。と、女子校のような学校出身の私は身にしみてわかるような気がする一冊でした。

    女って大体同じだよなぁ。笑

  • ミステリ。サスペンス。イヤミス。
    才羽楽『カササギの計略』と共に、第14回このミス大賞隠し玉として刊行。帯によると、『カササギの計略』の"ホワイトどんでん返し"に対して、"ブラックどんでん返し"とのこと。たしかに黒い!
    人には勧めにくいが、嫌いではない作品。

    結末の黒さだけが持ち味の一発ネタにも思えるが、構成がなかなか効いてるのでは?
    平林・戸塚原・倉持の三つの視点から物語が進む。
    平林は内面もしっかりと表現されているのに対し、戸塚原は兄への手紙、倉持はブログと、決して本心を表しているわけではないのが重要。
    倉持の本性を隠すことに成功しているように思う。
    戸塚原の視点は、事件前・事件後の平林へのイメージの変化を描いているのだろうか。
    …と、素人ながら勝手に妄想。

  • このミス大賞隠し玉作品。「ブラックどんでん返し」だそうです。
    全然爽やかではない学園ミステリ。でもこの年代特有の歪みと痛々しさというのは前面に押し出されていて、ある意味このうえなく「青春」を描いている作品かも。
    毒がたっぷりで、「ファイナルプラン」がいったいどのように行われるのかどきどきしながら読み進みましたが。たしかにこのオチは予想できませんでした。そして衝撃的。最凶に酷いなこの罠は……たしかに「キャリー」も真っ青です。

  • 色んな意味で凄すぎ。彦摩呂風に言うなら”悪意のミルフィーユや~”って感じかな。
    あらすじ(背表紙より)
    中学時代に養父から性的暴行を受けた女子高生・平林美和は、義父に殴り殺された弟“ユウちゃん”を内面化し、その囁きに従って“ファイナルプラン”と名づけられた大量殺人計画を遂行しようとする。一方、倉持穂乃果は意識が高く社交的で、自らの日常や読んだ本の感想をブログに書き続けていた。そんな倉持を嘲笑しながら着々と計画を進める平林であったが、その先には思いがけない事態が―。

  • 「いわば一種のギャンブルである」という解説末尾の言葉に、大きく頷く。

    賛否ある結末だろうけど、衝撃はデカい。

    終始何かと痛々しいのだが、作家星村しおりのエピソードは、それはナイ!、とツッコんでしまった。
    それまでも、主人公平林美和には、彼女が作り上げたかったであろう冷徹ミステリアスな主人公像、、、が揺らめくような素振りを見せる。
    謎の30分インタビューもしかり。
    しかし、ここ、星村しおりへの質疑応答シーンで、まさにガラガラと崩れ去ってしまうのであった。

    ていうか、ユウちゃん、もうちょっとアドバイスの方法、考えてあげて!

    ……さて。解説に本歌取りとあった辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』が読みたくなった私であった。

  • ほかの人のレビューを見ると 納得できるけど、本作を読んだ感想としては、美和を通して作者の性格の悪さが伺いしてる(でないと思いつかない様な描写が多い、これが小説様に考えた描写だったら凄い。)

    あと、こっちはミステリとして読んでるので序盤にモブ一人一人の長ったらしい説明が要らない。要らない文章が多い。

    オチは下品。まあ一人で読む分には構わないけど。
    厨二病は文字通り中学のうちに卒業しておかないととんでもない目にあうというお話でした。

  • たしかにどんでん返しといえばどんでん返し。予想もしてなかったです。

  • 2017.11.14読了

  • こんな形式で書かれた小説は初めて!
    違う視点で物語を楽しめるからとても良かった!

    美和の思考に共感すること、多々あり。
    いるよね〜クラスにこういうヤツってなるキャラも多いから、かなり入り込めました。

    「書店員絶賛!戦慄のブラックどんでん返し!」という言葉に惹かれて、つい買ってしまいましたが、やっぱり、結末では完全に裏切られたね〜
    読み終わった後は唖然としましたよ
    まさかの‼︎みたいな

    何度でも読み返したい一冊ですね♪( ´▽`)

    ただ、美和のその後についてもう少し知りたかったかな〜
    キニナル〜

  • いや~やられましたwww

    〇〇〇版「キャリー」とは良く言ったもので
    暗黒青春ホラーですなぁ~。
    実写化したら面白いかと?

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