血の季節 (宝島社文庫)

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著者 : 小泉喜美子
  • 宝島社 (2016年8月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800258564

血の季節 (宝島社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 復刊ありがとうー! タイトルからもちょっと彷彿とさせますが、吸血鬼をメインモチーフに置いた、ミステリ+ホラーな作品(帯に謳っている、警察小説、サイコパス辺りの要素は、そうかなぁ?と思う程度にしかないので期待しない方がいい)。
    作中、少年期~青年期と回想が進むにつれ、最初は匂わせる程度だった吸血鬼ネタがジワジワと現実味を帯びて迫ってくる感じが凄くイイ。(この情報を出していく塩梅が絶妙)
    某国大使館に住む美しい兄妹。東京の空襲、広島と生き抜いた「運が良い」主人公のぼく。読み方によってホラーにもミステリにも取れる。サクサク読めるしさすが小泉喜美子。

    『ダイナマイト円舞曲』もいつか復刊されるといいなぁ。

  • 1982年に刊行されたものの復刊。カバーに『幻の名作ベストテン』とある。
    傾向としては典型的な『好きな人はとても好きになるだろう』タイプだった。
    そういえば、著者の訳書は何冊か読んだことがあるが、小説は初めて読んだな〜。

  • 幻の名作らしいが、今一つの面白さだった。最初から最後まで判然としないストーリー、ミステリーなのか、ホラーなのか、曖昧模糊、混沌とした雰囲気のままでラストを迎える。

    青山墓地で発生した幼女惨殺事件。逮捕された犯人の過去と現在が描かれるが…

    裏表紙に記載された魔性も狂気も感じられず、吸血鬼小説の面白さも、サイコパス小説の面白さも、警察小説の面白さも味わえなかった。

  • 幻の名作としてこの度復刊した作品とのこと。恩田陸さんの紹介帯に惹かれて購入しました。

    幼女惨殺事件の被告人はあくまでも物静かで知的な男。どこか正常ではないのに、どこが正常でないのかが分からない不思議な人物。でも、その男の回想はあまりにも非現実的で、どこか狂気に満ちていて…。

    あくまでも淡々と綴られる物語は、まるで翻訳ゴシック小説を読んでいるかのような重厚感があります。そして「終章」がとても好みです!!これぞミステリ×ホラーの融合。

  • 外国大使館の子供との交流、美しく残酷な一面をみせながら成長する美少女など、ゴシックホラーな雰囲気が満点。
    ドラキュラものです。
    ラストの怒涛のどんでん返しがざわざわきます。

  • 読了日2017/10
    とても評価が高かったの期待して読んでみた。
    最初は、だいぶ昔の本らしく言葉の言い回しとか読みにくく感じたけど、ラストの吸血鬼か否かの謎解きはドキドキワクワクしながら一気に読んでしまった。
    謎解き章で、ドキドキする本はあってもワクワクさせてもらえるのはあまりないような。
    40年近くも前に発表された作品なのにこの最終章は秀逸。

  • んんん・・・・・・
    帯に「吸血鬼+サイコパス+警察小説」と書いてあるが、どれも中途半端というか生ぬるい。

  • 2017年39冊目。
    幻の名作の復刊、そして「弁護側の証人」の著者ということで手に取った。淡々と読み進めていたけど、中盤以降から吸血鬼をうかがわせるような描写やリンクしていく様などは大きな盛り上がりはないもののまぁまぁ面白かった。
    両方の見解が書かれていたが、最終的にはどっちなのかが明確にならないままのあのラストは結構好き。

  • 吸血鬼、サイコパス、警察小説の要素どこ?犯人と警察視点で順番に進んでいく物語がどういう着地をするのか、ワクワクしながら読んだのになにこれ。時間の無駄

  • 本屋で平積みされていたので偶然手に取りました。それまでこの作家さんを知らずにおり、なんと損をしていたことか。青山墓地で発生した幼女惨殺事件の犯人の奇妙な独白。時代設定、登場人物、事件の内容等々、シチュエーションが素晴らしく、ハマってしまった。80年代に書かれた作品ということもあり、この時代の作家さんの文体が好きな私には大変満足です。しかしながら、これのオチはミステリーかホラーとどちらにもとれますが、個人的にはホラーとしたいです!

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