勉強できる子 卑屈化社会

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  • 宝島社 (2016年12月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800259431

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勉強できる子 卑屈化社会の感想・レビュー・書評

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  • 文字通り、日本においては勉強ができる子がスポーツができる子などと比べて卑屈にならざる得ない現状について問題提起した一冊。

    逆に私立中学などに入って相対化してそこに埋没してしまう心境などは、自分の経験に照らし合わせても非常によくわかった。

    反面、スポーツなど他のジャンルと比べて卑下される現状というのはおかしいわけで、そこに堂々と異を唱える著者の姿勢には非常に共感した。

  • それだけ勉強とお金というのが絶対的な価値になってるんだよね。2章の話とか、サブカル逃避の話とかはなかなか懐かしい感じがする。

  • 著者の出身大学はどこなのか、
    検索しても分からなかった。
    今後大学入試制度が大きく変わるようだが、
    どうなっていくのか。
    ペーパー試験で決まる方が絶対に公平だと思うのだが。

  • 作者の年齢からか、現代というより昭和の頃の話が多くて、あーそうだったなぁと思いながら読みました。
    勉強できる子よりスポーツができる子の方が褒められる傾向は今でも主流なんでしょうが、アメリカの映画や日本でも理系の学校はそうでもなくなってる気がします。それはステキなことだと思います。
    私も学生時代は勉強してないふりとか、遊んでるふりとか必死でしてたなぁと思い出して、ちょっと笑ってしまいました。

  • 佐々木アナ「スポーツや音楽や伝統芸能で小さい頃からいろんなものを犠牲にエリート教育をするのは比較的肯定的に捉えられるのに、なぜ医者を三人育てるために学校の勉強を頑張って恋愛を犠牲にさせることだけがこんなにも炎上するのか」という疑問について、(中略)結局のところ、理由は後付けで考えたようなものばかりです。(p.171)

    日本人が学校の勉強を通じて何を学んできたのか。
    これからの日本人が身につけるべき基礎教養はなんなのか。
    逆に今の学校の勉強には何が足りないのか。
    塾や予備校が産業として成立しているのはなぜなのか。
    本来、そう言ったことを真摯にちゃんとデータを使って詳細に議論すべきだと思うのです。(p.208)

  • ネットで見かけて読んでみた。
    小中学校で勉強ができると不当に貶められて苦労した、という人は案外多いらしい。

    なぜ運動ができたり、絵が上手い・歌が上手いなどの才能はポジティブに評価されるのに、成績がいいとネガティブに捉えられるのか。

    その理由を、歴史的・社会的な面も含めて切り込んでいく、意欲的な本。
    今まさにそれで苦労している子供たちに、どうすれば生きやすくなるか、というひとつの例も提示してある。

    ツイッターの「勉強できる子あるある」に始まり、著書は「あるある本」として出したかったそうだが、それ以上に深い考察があり、面白く読めた。
    「飛び級」制度を日本でも取り入れれば、勉強できる子にも、苦手な子にも解決策になるかもしれない。

    胸に覚えのある人はどうぞ。当時のルサンチマンが少しは晴らせます。

  • なるほどと思う所と、それは作者の決めつけでは?と思う所が混在していたが、全体的には読みやすかった。
    メディアの描く勉強できる子像の影響は確かに大きいと思った。
    勉強できることも能力の1つとして認め、他の能力と平等に褒めようという提案には賛成したい。

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