刀剣屋真田清四郎 大倶利伽羅広光 (宝島社文庫 「この時代小説がすごい!」シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800259950

感想・レビュー・書評

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  • フィクション時代小説だから正確性を期す必然性は無いのだけど、史実から見るとテキトーな内容ですね。仙台真田氏しかり、刀剣知識しかり。
    あまりにも流行りに乗ろうっていう付け焼き刃感がわかりやすすぎる。

    とはいえ、ここまで「っぽい名詞」と「っぽい説明」が怒涛のオンパレードしていると、読んでて怒るより笑えてきちゃう。
    いっそ、狙ってめちゃくちゃ書いて笑かせにきてるのかなと思える類。
    時代小説ってファンタジーだなぁ。

  • 幕府の密偵をかわして伊達家を出奔した真田幸村の末裔・真田信広。清四郎を名乗り、江戸で刀剣屋を開いて半年後のこと。清四郎は伊達家家老から一本の刀を預かってほしいと頼みこまれる。その刀は藩祖・伊達政宗が将軍家より拝領した家宝「大倶利伽羅広光」だった。御三卿筆頭の田安宗武が譲渡を迫っているという。宗武は伊達家の弱みを握っているらしい…。

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著者プロフィール

麻倉一矢 あさくら・かずや
1947年、兵庫県生まれ。東京大学文学部卒業、コピーライターを経て『魔宮伝』(角川書店)で作家デビュー。著書に、『かぶき平八郎荒事始』シリーズ(二見書房)『上様は用心棒』シリーズ(二見書房)、『やさぐれ大納言』シリーズ(コスミック出版)、『無外流立志伝』シリーズ(富士見書房)、『将軍の影法師 葵慎之助』(徳間書店)等の人気シリーズがある他、『豊臣の黄金』、『家康の野望』、『鬼の吉宗』、『一本槍疾風録』(祥伝社)、『小西行長』(光文社)、『後藤又兵衛』(学陽書房)、『剣王伝』(講談社)、『吉良上野介』(PHP)、『徳川三国志』(徳間書店)等著書多数。

「2022年 『将軍吉宗の大敵 剣客大名 柳生俊平20』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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