片付けられないのはアスペルガー症候群のせいでした。 (コミックエッセイ)
- 宝島社 (2016年9月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800260215
感想・レビュー・書評
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はじめに「アスペルガー症候群」チェックリストがついていて、自分がどの程度当てはまるか把握できます。
何らかの発達障害グレーゾーンを疑っている人には役に立たつと思います。
コミックエッセイですが、後ろに文章で解説があるのでわかりやすい。
片付け方はオーソドックスです。でも、片付けないデメリットと片付けるメリットを淡々と繰り返すのを読むうちに、不思議にスイッチが入りました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
片付けられないのはアスペルガー症候群のせいでした。。吉濱 ツトム先生の著書。片付けられない自分に嫌気が差して片付けられない自分に自信を失ってしまう人は少なくないはず。片付けられない、汚部屋、不潔、人間失格。でも片付けられないのはアスペルガー症候群のせいだとすれば片付けられない自分を嫌いになる必要なんてどこにもない。アスペルガー症候群のせいで片付けられないのなら自分が非難されるいわれはどこにもないから。アスペルガー症候群には長所も短所もある。アスペルガー症候群を受け入れることが自分を受け入れること。
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アスペルガー症候群ではないが、片付け下手なので。
「モノが散らかっている状態というのは、モノを探すための時間を浪費している状態ともいえます。」
ドキッ!
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参考になる人にはなると思う。
漫画のテンションが煩わしい。 -
自然療法(食事や生活習慣を改善すること)で、科学的にアスペルガーも改善されるとのことですが、その科学的根拠の提示がなかった。
自分で調べたところ、科学的根拠はないことが判明。
生まれ持った特性であるアスペルガーの症状の”改善”という言葉も違和感。
”改善”ではなく”緩和”では?
食事や生活習慣が大事なのはよく分かります。
でもそれはアスペルガーの有無に関係ない。
所謂、人としての基本的生活習慣と言われるもの。
この手の本は受け取る人によっては強迫性があり、精神的ストレスになる場合もあるので注意が必要だと思いました。 -
つまらなかった。絵も好みではない。
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アスペルガー症候群や、普段は普通の人として暮らしているけど実は隠れアスペルガー症候群っていう人で片付けられない人でも、自分でできる内容で片付けができるようになり、その結果生活も向上するという内容の本。
私も片付けが苦手&最近断捨離したので読んでみることに。
本の中のチェックではアスペルガー症候群にひっかからなかったけどなんとなく当てはまらなくもないんじゃ?と不安になってみたり。
覚書
・アスペは遺伝する
・ワーキングメモリーは強化できる。ワーキングメモリーが破綻していると色々と考えや作業が中途半端なまま次のことに移るため、仕事や片付けが進まない。
料理をして次の手順を考えながら作業する、相手の話を覚える心構えで会話する、歌詞を覚えてカラオケに行く、新聞の見出しを覚えながら読み進める、といった方法がある。
・物で溢れた部屋ではリラックスできない、人に不快感を与えることも。
部屋が汚いと劣等感や収集癖が加速する!!!!
使えそうな内容↓
・いつか使うは捨てる
・貰い物も使わなきゃないのと一緒だから捨てる
・高かったから勿体無いは捨てる
・収納グッズはむやみに増やさない
・買う時に捨てる手間を考える。
捨てれば手元には本当に必要なものしか残らない。かえってものを大切に扱える。
・自己イメージに合わないものは捨てる。
例えばボロいけど勿体無いと思うもの。それを使い続けるとボロいものがお似合いの自分になっていく。 -
片付けることに着目して、アスペルガーの症状の一部分が改善されるという、コミックエッセイ。
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捨てよう。ものを。
イラストがかわいくてあたたかい。