- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800266538
作品紹介・あらすじ
この世界に-「正解」はあるか?プラトン/アリストテレス/デカルト/カント/ニーチェ/ハイデガーetc.生きる意味や誰かとの関係。悩んだら哲学者に聞いてみよう。
感想・レビュー・書評
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タイトルはこうですが、どちらかというと「様々な哲学キーワードを簡単に解説した入門書」という感じ。
そのうえで、あまり「解き方」といった感じもせず、内容も若干固めであり、やわらかい内容を求めている人には向かないかもです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
それぞれの哲学の隆盛が背景の社会情勢(宗教の対立など)の影響を受けているということがわかりやすく書かれていて読みやすかった。哲学者というと自分の探究心のままに研究をしているのかと思っていたが、その頃の社会とか人民のために、みたいな目的もあったのが意外で面白かった。
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でも、やっぱり哲学は難しい。
哲学という学問としてとらえるとどうも難しく考えてしまう。
考え方は、ありふれている世の中での生き方に集約しているような気がするが、なぜ人はそのありふれたことに対し判断が鈍ってしまうのか。そこに哲学というジャンルが現れることにより間違った方向に行かないように修正の機能を持たせたかったのか、だが失敗している。
哲学は難しい。
プラトン
アリストテレス
デカルト
カント
ホップス
ルソー
ヘーゲル
ベンサム
ミル
キルケゴール
ニーチェ
ハイデカー
フッサール
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「はじめに」で結論として「哲学は人生の答えや成功する方法を解いているわけではない」「なぐさめを得るのではなく、歴史順に変遷を確かめるべき」とあり、結構マジメでポイント解説的な哲学史の内容となっている。
自己啓発本的題名は出版社がつけたのだろうが、勘違いして買う人もいるだろうし、逆に敬遠してしまう人もいるだろう。
普遍性と多様性の関係を考えるのが現代哲学の課題。対立を乗り越えて共通了解・合意を得られるのか。で締めくくり。 -
哲学とは何か?ソクラテス。プラトン。アリストテレスからデカルト。
対立を乗り越えるためには?カント。
社会とは何か?ホッブス。ルソー。ヘーゲル。ベンサム。ミル。
存在とは?キルケゴール。ハイデガー。ニーチェ。
現代の哲学とは?ニーチェ。フッサール。
など時代の流れの中で、哲学として何が考えられてきたのか
がある程度わかる内容です。
難解で結局わからないことが多い。カント・ニーチェなどの
考え方が少しだけわかった気がする内容でした。
おわりにの部分の『普遍性と多様性』の記載は面白いと
思います。哲学とは?現代における役割とは?哲学をどのように使っていくのか?という疑問がおぼろげながらわかる
内容でした。 -
あー、そういう考え方もあるのか、という点がいくつかあった