愚者のスプーンは曲がる (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800268068

感想・レビュー・書評

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  • 「このミス」の隠し玉。超能力がテーマなのに、主人公が超能力を無効化してしまう能力者なために彼の前では一切超能力が現れないという斬新な設定がウリの小説ということで興味を惹かれて読んでみた。確かに設定は新しいし、超能力者にはそれぞれ代償があるというのも面白い。例えば無効化の力をも瞬は「不運」など。でもなんだか話を展開するためにキャラクターたちが動かされているような印象を受けた。もっとひとりひとりの感情に踏み込んだところを読んでみたかったなあ。

著者プロフィール

1971年生まれ。埼玉県出身。日本大学藝術学部文芸学科卒業。第15回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として、『愚者のスプーンは曲がる』(宝島社)にてデビュー。

「2020年 『ループ・ループ・ループ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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