もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら

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  • 宝島社 (2017年6月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800271105

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もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたらの感想・レビュー・書評

  • この本には「カップ焼きそばの作り方」についてが書かれている。それ以上でもそれ以下でもない。何ら実用性はないし、深い洞察があるわけでもない。
    (はじめに)

    本当にカップ焼きそばの作り方しか書かれていない(笑)
    太宰治や夏目漱石、村上春樹などの文豪から池上彰、尾崎豊、デーブ・スペクターにヒカキン。更には週刊文春や国語の過去問、求人広告、まさかのInstagramまで。
    元ネタを知らないとただのカップ焼きそばの作り方だが、知っていたら脳内で綺麗に再生されるほど素晴らしいカップ焼きそばの作り方になる。
    全然嬉しくないけど本の最後には、それぞれのメーカーのカップ焼きそばの作り方がそのまま記載(笑)
    大人が真面目にふざけた本でした。

    よし、とりあえずお湯を沸かそう。

  • ああ、なんかもう絶対バカ本だってジャケットや帯で分かりすぎるくらいにわかる!
    だけど、こういう本つい買っちゃう。
    むしろ好きだったりする(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

  • これを学術書と言っていいのか困るのですが、とりあえず学術書と言っておきます。

    様々な作家の文体(文章)でカップ焼きそばの作り方についてただひたすら書いている本です。
    まず、表紙開いて目次見ただけで吹きだしますよね。これ。
    紀貫之から星野源まで。あげくはユーチューバーまで…。っていうか、紀貫之とか反則じゃないですか?土佐でカップ焼きそば日記とか、もうどうしようもないですよね。

    日本の作家だけではなく、海外のドストエフスキーとかもカップ焼きそばの餌食になっています。コナン・ドイル氏のシャーロックホームズの本は読んだことがないのですが、わずかな事実からカップ焼きそばを食べたということまで考えぬいたホームズ氏の推理力をすごいと思いつつも、コナン・ドイル氏はこのなぞ解きをカップ焼きそばではなく、違うものでひたすら文章にしたのか。と思うとちょっと読んでみたくなったものです。

    個人的には志賀直哉と太宰治が好きですね。元の文章が好きという点ではほかの作者もいるのですが、志賀直哉の小難しい文章でカップ焼きそば作っておいて、「作者は此処で筆を擱く事にする」とか、もうね!!志賀直哉様バンザイ!でした。
    ちなみに太宰治は元の文が羅生門でした。是非読んでください。

    全体的にカップ焼きそばの作り方が軽い感じなので、逆に重厚な文章の方の方がギャップで笑ってしまうのかもしれません。カップ焼きそばからかけ離れていればかけ離れているほど笑える気がします。また、ところどころにある田中圭一氏の二重の意味でのパロディを見れるのが本当に楽しいです。
    人前で読むのにはあまりお勧めしない本です。(吹き出すから)

  • 思ってたよりおかしくて、結構笑ってしまった。文体の真似が次から次へと登場して、その数何と百人(「文豪」だけじゃなくて、なかには人間じゃないのもまじってるけど)。読書量とセンスがないとできないと思うが、こんな方向で頑張らずとも良かろうに、というくだらなさ加減がわりと好きです。

    「アハハ、うまい!そうそう、この人ってこういう書き方だよねえ」と思ったのは、池上彰・町田康・又吉直樹・小林よしのりあたりかな。吉田豪やロッキングオンのインタビュー記事も、いかにもそれらしくて笑った。新聞コラムや自己啓発エッセイ、広告でよくある「利用者の声」あたりも特徴が出てる。思わず吹き出してしまったのが「国語の問題」。あるよあるある、こういうの。

    なかには「これ誰?」というのもある。ブロガーとかユーチューバーとか知らんもんね。でも、ははーん、この人はこういう感じの書き方なのね、となんとなくわかるところが面白い。

    真似されて不愉快な人もいるだろうな。これは顔マネなんかも同じだと思うけど、ある種の「批評」になる場合があるものね。誰とは言わないけど、やたら小難しそうな持って回った言い回しがしっかり模倣されていて、これはちょっと痛快。

    新聞広告にも使われていたが、「まえがき」も「あとがき」も村上春樹(のマネ)。これまたそれらしいのだけど、なんだか気取った鼻持ちならない感じが濃厚に漂う。もともと村上春樹ってそういう文体…あわわ、いやわたしは村上春樹の文章がとても好きなのだけど、どういうマジックで読むと快感を感じてしまうのか、あらためて不思議に思ってしまった。

    解説は柳家小三治(のマネ)だが、これがすごくうまい。きっとファンなんだな。絵で参加しているのが田中圭一で、これも面白いけど、西原理恵子の絵はあんなにちゃんとしてないから。「土佐日記」などの古典で古文が間違ってるのもご愛敬?

  • ★★★★☆
    ワロタ。ごひいきの作家さんがいる方にオススメ。
    焼きそば買いに走り出す。
    小・中の本棚にはちょいとオトナな表現がポロポロあるので、むいてない。
    (まっきー)

  • ツイッターで話題になっていたときに感心して読んでいました。本になったのでまとめて読みたいと思い手にしました。おちゃらけてはいますが、私はひとつの文体紹介の本だと思って興味深く拝読しました。登場人物は文豪だけではありません。なんといっても村上春樹、江戸川乱歩、町田康などがいいですねぇ。タイトルも凝っていますよ。そうそう!この人ってこういうフレーズ、言い回しするよねぇ~とくすっと笑えます。優れた作家はそれなりのスタイルを持っている、大袈裟に言えば文学的美学を持ってるということでしょう

  • 最後に各カップ焼きそばのレシピが付いていますが、メジャーなのは3分。
    本文中は5分になっていたのはなぜ?

  • ‹オビより›
    「切実に馬鹿だから、なんかもう泣けてくる。」
    太宰治、村上春樹、星野源…ネットで大反響の文体遊戯!
    100人の多彩な文体で綴るフタ、かやく、湯切り…

    ーーー
    さまざまな”文豪”や”思想家”、”小説家”、”俳優”などが、「カップ焼きそば」の作り方を書いたら、というtwitterではじまった?ことを書籍にした本。
    カップ焼きそばを作る、「蓋をあける」「かやくとソースをとりだす」「かやくを入れる」「湯を沸かす」「湯を注ぐ」「待つ」「湯切る」「ソースと混ぜる」「食べる」というステップを、それぞれの作家だったらどのように感じ、また書くだろうか、という試み。
    「あとがき」の部分にもあるが、レーモン・クノーの『文体練習』に近いイメージの本です。
    特別、「何かが得られる」という本ではありませんが、「たしかにこの人だったらこういうことを言いそうだな」と思わせる文章や絵(漫画家のパロディもあり)で、フッと笑わせられます。
    疲れているときなどにオススメ。
    ただ、それなりに掲載されている作家の文章を知らないと、笑うポイントもわからないかもしれない、という点で、きっと万人が無条件に楽しめる本ではないのだろうなと感じます。

  • ネットで評判になったのですね
    ほんと、ばかばかしくて楽しい
    うんそうかもなんて納得したりニンマリしたり
    知らない人もいたけれど楽しんだ
    単に文豪だけでなく週刊誌とか、笑ってしまった
    カップ焼きそば久しく食べてないよなあ

    ≪ 馬鹿の本 楽しく笑って 馬鹿になる ≫

  • 文体って不思議なもので、うまく説明はできないけど、たしかに存在する。
    週刊文春のネタは読みながら妙に感動してしまった。

  • 今月金欠気味だからネタ系の本に使うお金なんてないんだからね、と自らを戒めていたにも関わらず、いざ書店で手に取り目次をパラ見したらダメだった……抗えなかった(買った)。

    夏目漱石、村上春樹、森見登美彦、シェイクスピア、週刊文春などなど、100通りの文体でひたすらカップ焼きそばの作り方を綴るという奇書。
    似顔絵やモノマネ歌番組を楽しむ感覚だから、元ネタを知っているに越したことはないんですけど、「よく知らないけどきっとめちゃめちゃ似てるんだろうなあ」と感心しながら読んでしまいました。

    道民的にはカップ焼きそばと云えばやきそば弁当なので、作る過程に「湯切りの湯でスープを作る」がないのが寂しいんだぜ。

  • もしも○○がカップ焼きそばの作り方を書いたらこんな風、というワンテーマで一冊すべてを書きとおした作品。
    レーモン・クノーの「文体練習」みたいだと思ったら、その線を狙って企画したらしい。

    実際の作品を切り貼りして、無理やりカップ焼きそば感を出すよりも、ふわっとそれらしい文章の中にカップ焼きそばの作り方を盛り込んだ作品のほうが面白い。

    “「このかやくがいいね」と君が言ったから七月六日はカップ焼きそば記念日”
    誰でも考えつくし、文章のリズムが全然ない。

    それに引き換え求人広告の★誰でもできる簡単なお仕事です!★には笑った。
    ◎自宅作業可
    ◎服装自由
    ◎髪型自由
    こういう細かいところが大事。

    ところで、私はカップ焼きそばを大人になってから食べたことがないので、カップ焼きそばにおけるマヨネーズの比重の高さに驚いたのだけど、それは常識なの?
    青のりより、マヨネーズに言及していることのほうが多いんだよね。
    私が愛する道産子のソウルフード「ホンコンやきそば」には青のりはついているけど、マヨネーズはついていない。
    ソースとマヨネーズって、焼きそばというよりお好み焼きみたいな気がしますが。

    と思ったら、来月第二弾が出るのですね。

    もし文豪たちがカップ焼きそばの 作り方を書いたら 青のりMAX/宝島社
    青のりMAXですってよ。(* ̄Oノ ̄*)

    ひとつ、内容に対して疑問を呈したい。
    コナン・ドイル「湯切りの研究」において、部屋の主が食べたものはカップ焼きそばであるとホームズは推理するが、その根拠が
    1.キッチンの流しの温度がわずかだが上がっている→お湯を捨てた
    2.冷蔵庫のマヨネーズの中身が絞り口に寄っている→カップ焼きそばにかけた
    という、実にあいまいなもの。

    1.キッチンの流しの温度がわずかだが上がっている→ティーカップを温めたお湯を捨てた
    2.部屋の持ち主はマヨラーだった→マヨちゅっちゅした
    これでも成立するじゃん。

    と、こんなことを考えるくらいに楽しんで読んだ。

  • 芥川龍之介、太宰治、村上春樹…。各文豪が「カップ焼きそばの作り方」を書いたらどうなるか、著者らが想像し書いたもの。文豪たちの文体・特徴をうまくとらえている。
    もしあなたが文豪たちの綴ったカップ焼きそばの作り方を読んだら
    もしカップ焼きそばの作り方をただそのまんま本に載せたら

  • 極めてくだらない。このくだらない本を図書室に置いてくれるうちの学校の司書さんのセンスは好きだ。ちなみの本の中では村上龍と坂本龍一の対談が好きだ。

  • 未読の作家もいたが、有名な方の文体はなんとなくわかりました。
    池上彰さんの章が特に面白かったです。

  • 文豪以外にも迷惑メールとか雑誌風とかいろいろあってめちゃめちゃ楽しかった!同じカップ焼そばの作り方なのに書き方はいろいろあるんだなあと思いました。小説が書きたくなったし、焼そば食べたいってなった。

  • ちょっと気になって書店で立ち読み。
    くすくす笑ってしまいます。
    きっと好きな作家さんだからこんな風に書けるんだろうな。
    言いそう! 書きそう! と思う事ばかりでした。
    挿絵も良い。

  • 今までのことは全部居間が知っている。

  • 憑依系文筆家のセンスにずーっとニヤニヤ、時々破顔。イラストが田中圭一なのも実に効いている。たまに出会う「これが面白いと思う人とは友達になれる」タイプの本。読んでる間も、もうペヤングのことしか考えられない。
    割り箸(マニピュレータ)とか、天才かと思う。
    お前ら小難しいこと言ってるけど、実際こんなもんだからな感も小気味いい。

  • 面白かった。
    読んでいて、そういえば学校の国語の授業って、評論や小説を読み解くものが多いけど、クセの強い文体が多いなと感じた。社会出て仕事始めたらクセが少なく簡潔な文章を求められるのに。

  • 文体遊戯としては面白いのですが、100人まとめられると読みながら飽きてきてしまいます。なんせ、焼そばの作り方なので。
    Twitterで単発なら面白いけど、本で一冊にするとちょっとお腹いっぱい感がありました。
    でも、即席焼そばを食べたくなる効果はあるかな。本より焼そばが売れるかもねぇ。

  • 浅いし飽きる。
    企画は面白いけど、ネットのまとめレベルの話だと思いました。いけだはやとは、くすりとしたけど。

  • これは企画そのものを笑うもの。
    そして1ページごとに苦笑することを楽しむもの。
    冗談なんだから下らなくて当たり前。

  • 思ってたのとちょっと違った。
    文豪の文体を真似て書いたものだと思っていたが、
    「文豪の有名作品にカップ焼きそばの作り方をはめ込んだ」カンジだ。
    ちょっと残念。
    逆に漫画の方は面白かった。

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