まんがでわかる サピエンス全史の読み方 (まんがでわかるシリーズ)

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制作 : 山形 浩生  葉月 
  • 宝島社 (2017年6月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800271556

まんがでわかる サピエンス全史の読み方 (まんがでわかるシリーズ)の感想・レビュー・書評

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  • 人はフィクションを信じることで発展してきた。
    お金持ちになりたい、いい車に乗りたいのもすべて虚構。
    発展を支えたフィクションも人類を幸せにしたとは言えないと著者は語る。
    幸せとはなんなのだろうか。
    案外近くにあるのではないだろうかと個人的には思っている。
    哲学的で難しかったのでマンガからの入門で私には丁度良かった。

  • あの分厚いサピエンス全史を読むのは無理だが興味はあるという人には、とりかかりやすい。しかし漫画の物語とサピエンス全史の内容についての記述の関連性が分かりづらく、内容としても面白いものではない。

  • 人類は唯一、フィクションを信じることができた。
    物語、貨幣、科学、嘘、宗教、国民、すべてフィクションである。

    末尾の堀江、山形対談が本題。
    今後どういったフィクションが死に、生まれるのか。
    フィクションに踊らされる人間。ラプラスの例。人はこうやって動かせるんだ、という視点。
    貨幣というフィクションの完成度。その最新がブロックチェーンであり、ビットコインであり、VALU。
    個人という概念は、国家が生まれ、それに呼応して生まれた比較的新しい概念。
    教育という洗脳システム。
    結婚、マイカー、すべてフィクションなのに、縛られている。

  • とりあえずサピエンス全史のエッセンスだけでも判って良かった。
    数種類の人類が発生する中、特に強くも無かったサピエンスが地球を支配するに至った訳。
    それはフィクションを想像する能力だという。
    それにより農業(必ずしも人類に幸福をもたらした訳ではないという視点も面白い)を行い、帝国と宗教(共産主義や自由主義も宗教)により、見知らぬ同志が国家の刷り込みにより、共同目標を持って発展していく。
    その中で最重要なフィクションが貨幣であり、これにより全世界のものが相対化され、ついには経済がグローバル化され、戦争がいかに費用対効果が悪いか理解され、現在は平和な世の中になっている。
    現在全人類の総重量は野生動物の3倍に上り、世界を支配しているが、グローバル化やAIが驚異的に進展した先は、どんな未来が待っているのだろうか。
    本作上下巻をきちんと読み進めたいと思わされた。

  • アメトーークで見た『サピエンス全史』の漫画版。疲れている時でも頭にすっと落ちてくれるのが漫画の良いところ。

    自由気ままな動物を見ると、ふと『なんでこんなに窮屈に生きてるんだろう?』って思うことがあって、人間らしいとか文化・働くってなんだろうって自問自答が始まります(笑)。

    文明が発達したのは存在しないものを信じることができるから。神・愛・信頼・経済は、目に見えないのに確かに存在していて人間世界を形成していくのに不可欠なもの。でも人間らしく生きていくのに大切なことで大事なもの。

    なぜ優れているネアンデルタール人ではなくホモ・サピエンスが生き残ったのか。人間を紐解くのにこのなぜがとてつもないヒントを与えてくれました。

  • サル目ヒト科ホモ属
    認知革命、配線の変化

  • フィクションを信じる力という視点。
    自然界の予測不可能状況を飲み込む力。
    ただ、地球上を支配するその力は
    多くの幸せを犠牲にして成り立つ。

    以下、抜出メモ

    1 フィクションを信じる力
    認知革命、言語によって複雑な虚構を共有

    2 狩猟採集民族の貪欲な知識の収集
    全体の蓄積は今の方が上だが個人は逆
    サバイバルのための知識、残酷性

    3 農業がもたらした苦しみ
    安定志向が将来不安と貧富の差を生む
    秩序志向から虚構の支配構造が産まれる

    4 文字の使用とヒエラルキー強化
    官僚は情報検索ツール現代はコンピュータ

    5 世界をグローバル化する三つの虚構
    貨幣 交換、比較、時間の超越が可能
    帝国 文化的多様性と変更可能な国境
    宗教 安定した虚構、正しさの根拠

    6 科学が駆り立てた更なる征服への欲望
    権力者に利用される政治的判断
    知識の伝達と新たな知識の取得
    科学がパイの拡大を生み成長をもたらす

    7 資本主義の平和と課題
    消費主義が経済を好転させる虚構
    国家と市場が家族やコミュニティを崩壊へ
    平和の時代に必要な新たなフィクション
    何が自分たちを幸せにするのか

    国家や政治の不安定が、フィクションという説明の納得感を高める

    洗脳システムとしての教育が必要なくなる

    プロジェクトファイナンスやクラウドファンディングという人間関係

    柔軟なフィクションの選択、他人を信じるのは苦労と不幸の元だが幸せと楽しさのもと。

    未来のリスクを過大評価しない

    何になりたいのかではなく何を望むことを欲しているのか。

  • なんか思ってたんと違うぞ...

  • 2017.08.31 読了
    ベストセラーのサピエンス全史だが、興味はあるものの分厚い上下巻を読み切り自信が無く、手に取った一冊。
    概要が分かりやすく記載されている。内容的には面白く、サピエンス全史そのものを読んでみたいと感じた。
    本書はサピエンス全史の触りを知るには良いが、1000円も払うに値するかはやや疑問。まんがはサピエンス全史とは関係ないストーリーであり、本書自身の内容だけであれば、実質もっと薄っぺらな書籍で済む。

  • サピエンス全史を本屋で立ち読みしてみたが内容が複雑そうだったのでとっつきやすいマンガから読むことにした。
    ストーリ仕立ての漫画の要所要所にサピエンス全史のエッセンスが盛り込まれていてとても読みやすかった。
    中でも「人間が小麦を栽培化したのではなく小麦が人間を家畜化した」という言い回しは印象に残った。
    巻末には著者と堀江氏の対談も載っており面白かった。
    次は「サピエンス全史」を読もう。

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