素粒子の世界

著者 :
  • 洋泉社
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本棚登録 : 58
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800301505

感想・レビュー・書評

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  • 知りたいことがあって物理学関係の本を読んでいるのだが、この本は良い。

    イラストも豊富で文章もとてもわかりやすい。

    驚いたのが文章だけでなくイラストも著者が描いているということ。

    とても勉強になりました。

  • すべてのものの基本となるのが 「素粒子」、物を構成する一番小さい単位。

    イラストがかわいい。 文章も親しみがあって読みやすい。(*^_^*)♪
    だからといって、素粒子が簡単にわかるわけではないけれど、すこしは とっかかりができそう。

    ◆ メモ 
    クォークとレプトン 〜 物質を形作っている最小単位(素粒子)
    この2つだけを覚えればいいのなら簡単だけど、それぞれの種類があって複雑〜。!!(>д<)ノ

    ヒッグス粒子
    ニュートリノ

    ダークマターとダークエネルギー
    超対称性 SUSY
    超弦理論 ひも
    重力波

    ◆ 素粒子実験
    ・ LHC 〜 CERNの素粒子加速器 (大型ハドロン衝突型加速器 2008−)
    ・ KEKB 〜 日本の素粒子加速器 (陽子・陽電子加速器 1999-2010) 現在 SuperKEKBにパワーアップ改造中。
    ・ J-PARC 〜 日本の新しい加速器(大強度陽子加速器施設 2008-)
    ・ スーパーカミオカンデ 〜 宇宙素粒子観測実験施設

    ◆ LHC 関連!? の本
    ・ 天使と悪魔 ダン・ブラウン
    ・ フラッシュフォワード ロバート・J・ソウヤー

    2013/06/27 借りて読み始める。7/13 読み終わる。

    内容 :
    素粒子の世界 宇宙までまるわかり! 
    東大研究員の著者が、素粒子物理学についてイラストを交えてわかりやすく解説。
    クォークとレプトン、宇宙の歴史と素粒子の歴史、素粒子物理学の位置づけなどを取り上げる。
    ウェブサイト『HIGGSTAN』を元に書籍化。

    著者 : 秋本祐希/文・イラスト
    東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。
    デザイン会社でデザインの仕事をするかたわら、東京大学大学院理学系研究科の特任研究員として科学コミュニケーションを研究。

    目次 :
    1章 素粒子とは
     (世紀の発見!ホントのトコロ わたしたちは素粒子の集まりです! ほか)
    2章 小さい素粒子と大きい宇宙
     (わからないときは空を見上げよう 宇宙さん、137億歳 ほか)
    3章 まだまだナゾだらけの素粒子
     (わかってきたようでわかっていない素粒子物理学 ダブル暗黒!ダークマターとダークエネルギー ほか)
    4章 素粒子を見る!
     (素粒子を見つけよう! 素粒子を加速させること、そして見ること ほか)
    5章 素粒子は役に立つ!!
     (素粒子物理学の位置づけ 素粒子物理学は役に立つのか→立つよ! ほか)

  • 絵がわかりやすく、理解が深まった。

  • 東大研究員が教える絵で見る素粒子物理学。「ついにゆるキャラ文化が素粒子物理学に登場だ。解説も同じくらいゆるくて楽しい。完璧に負けた。」(東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構長 村山 斉)

    デザインの仕事のかたわらで東大の特任研究員も務める秋本祐希さんが素粒子物理学をかわいいイラストとゆる~い解説でわかりやすく教えてくれます。素粒子自体がゆるキャラ化されていてお気楽な感じがするかもしれませんが、けっして内容のレベルが低いわけではなく、逆にここまでわかりやすく素粒子物理学を説明してくれているというのはレベルが高いんじゃないかと思います。今までいろんな本を読んでもすっと入ってこなかった難しい内容が何となくわかり始めたような気もするので、今後はこれを座右の書として何度も読み返したいところです。
    クォーク、レプトン、ニュートリノにヒッグス粒子、重力・電磁気力・強い力・弱い力、素粒子と宇宙、ダークマターにダークエネルギー、大統一理論に超弦理論、素粒子実験の最前線と、まるごと素粒子の一冊です。

  • 素粒子の世界が理解った用に思える本・・・。。。(苦笑)

  •  これは楽しい本。素粒子研究の最先端のトピックスを、素人でもわかるかもしれない気にさせてくれる。
     日本にも様々な加速器系の実験装置があるのにあらためて驚かされる。こうしたものはニュースを見ているだけでは得られない、こちらから知りに行かなければわからない知識になってしまっているのが残念ながら日本の現状か。
     こうした本が出てくるのはそのあたりを打破する試みの一つであり、文章もいろいろ画期的。小学生でも十分読めるだろう。むしろ真面目な大人の方がわからないかもしれないくらい、砕けている。中二病とか、かまってちゃんとか、私の父親はわからんだろうな・・・
     イラストは著者との事、この擬人化された素粒子や実験装置がフィギュアになったりして。MMDモデルなら作る人がいそうだな。

     この人のブログを探そうと思ったところ、同姓同名のタレントさんがいるらしく、かなり遠回りした。

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