- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800303271
作品紹介・あらすじ
車載OS、自動運転、音声認識技術、地図データ…"クルマのスマホ化"が自動車業界を襲う!「テレマティクス」の衝撃!!
感想・レビュー・書評
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この本が発行されたのが2014年。現在2022年で本に記された内容が当たっていた事、そこまでに至っていない事、そんな風に読むことができたので面白くはあった。しかしやはり時代遅れ感は否めないと感じた。
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家族経営の自動車修理業では一ヶ月に3台の車検をすれば、なんとか食っていける
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自分が門外漢のためだろうが、自分の車の基礎的な知識が少なすぎると思った。読み進めるうちに、著者の意図している内容や技術的な言葉を理解できないことがあった。
内燃機関やEVの基礎的な用語の理解、ITを含めた車の市場のことを理解したうえで再読したいと思った。
1つだけ確実に言えるのは、日本の車産業が最近力を入れている車の未来が自動運転などだけではなく、多くの未来の技術があるので、車がどのようになるかはまだまだ予測不可能であるということだった。 -
表題に釣られて読み始めた。
IT産業が自動車産業を飲み込むというイメージから読み始めた。事実、本の内容もそんなスタートだった。しかし、事実の羅列はその通りなのだが、肝心の展開からは、その飲み込む予想は書かれておらず、アメリカの開発インフラや法整備や開発ベンチャーの話しが多く、IT産業がどの様に関わるかの記載はない。
日本が立ち遅れていると警鐘を鳴らすが、前述の通りでは説得力に欠ける。日本版シリコンバレーの設立を提案するがこれは話しが飛躍し過ぎで、ベンチャーキャピタルや法規制の厳しい日本でどの様に進めるかなどの問題点は置いたまま。
GoogleやAppleが車載へ入るのはビジネスとしてどう儲けるかが主眼かと。どちらもOSSのLinuxがベースであり、RTOSが必須の車でどう棲み分けるのか、安全性の担保を何処まで出来るのか、までを考えないと乗っ取るとは言えない。
しかし、いろんなイベントや活動を網羅しているてんで本書は取材量の多さを含め素晴らしい。 -
2024/03/10再読 桃田健史「Googleの自動車産業」
大ショック クルマは機械→IT
1.Google vs Apple
Googleが優位 地図・自動運転などSoftの優位性
2024年AppleはEVから撤退
2.タクシーアプリ
自動運転で業界は激変
高齢化社会へ対応した新しい交通インフラ
3.自動車産業の将来
Hardは単なる「箱」 差別化・付加価値
→日本の基幹産業の行方は?
2014/06/01 記入
大ショックを受けた本 「いよいよITが世界を変える」著者はIT分野の天才
Googleは戦略的 地図と自動運転 データベースの集積
Appleはイノベーターではあるが、戦略的ではもう一つ
「iPhoneではあるアプリのデータを他のアプリが読めない」
タクシーアプリの普及・高度化 自動運転タクシー事業 高齢化社会の交通インフラ
自動車産業の将来ビジョン
自動車自体にはイノベーションはない スマホが付加価値の主役
「テレマティクス(Telematics)」
テレコミュニケーション(情報通信)+インフォマティクス(情報工学)
車とインターネットが融合→車がスマホ化するイメージ -
乗っ取る側でなく乗らせてる乗っ取られる側の問題
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アップル、グーグルが自動車産業を乗っとる日
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こういう本は一気に時代遅れになる。