ではまた、あの世で 回想の水木しげる

著者 :
  • 洋泉社
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本棚登録 : 22
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800308801

作品紹介・あらすじ

「水木しげるは永遠である!」"水木原理主義者"の著者による、笑いと感動の「水木しげる」回想録。

感想・レビュー・書評

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  • 広義の饅頭本になるんだろうか。
    故人をひたすら崇めるような類は苦手で、こちらの本は微妙なライン。著者もその点は認めているので、難癖付けるのはちと違うか。
    主な内容は、過去の関係エッセイの詰め合わせ。一つ一つのエピソードだけを見ていると、正直お近づきになりたくないお人ではあったんだなぁ、などと。特に仕事での付き合いなんかは。

  • すごい人だな、と思う。

    取り立てて水木ファンでもないし、鬼太郎すらちゃんと見たことがない。
    しかし、氏を慕う人たちが好きだ。
    京極さんをはじめとして、到底誰かを慕う、ということが想像つかぬ人たちばかりだ。

    宗教的な図式として、位が高すぎで理解が及ばないのかもしれない。

    やはり、私にとっては遠巻きに噂を聞くくらいが調度良い。

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。デビュー作『説得』が講談社ノンフィクション賞を受賞。「水木原理主義者」を自称するほどの水木しげるファンで、代表作に『消えたマンガ家』などがある。

「2015年 『さらば、ヘイト本!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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