最新研究で読む 地球環境と人類史

著者 : 石弘之

• 洋泉社 (2016年7月2日発売)

感想・レビュー・書評

[みさんの感想 · 2022年9月11日]

ジャレド・ダイアモンドが好きなので思わず読みました。様々な事象に言及しており、広く浅くという内容です。最新研究から、との触れ込みですが、本当か？と思うところもあり、文献としては使わず楽しみとして読むのがいいと思います。

[fraserlibさんの感想 · 2017年2月13日]

請求記号　519.2/I 71

[sakujinさんの感想 · 2016年12月27日]

イースター島のモアイが表紙になっているのに惹かれて購入。人口が爆発的に増えて資源を枯渇させ、やがて人が争いながら衰退していく、という学生時代に学んだことが頭に引っかかってて、それを思い出した。
読み始めてみると、イースター島以外のテーマも多くあって読み応えがあった。個人的に印象に残ったのは、ナポレオン軍のボタン、テディベア誕生秘話、それとスエズ運河の建設の話はそれ一本でもう壮大なドキュメントだった。

著者プロフィール

1940年東京都生まれ。東京大学卒業後、朝日新聞入社。ニューヨーク特派員、編集委員などを経て退社。国連環境計画上級顧問。96年より東京大学大学院教授、ザンビア特命全権大使、北海道大学大学院教授、東京農業大学教授を歴任。この間、国際協力事業団参与、東中欧環境センター理事などを兼務。国連ボーマ賞、国連グローバル500賞、毎日出版文化賞をそれぞれ受賞。主な著書に『感染症の世界史』『鉄条網の世界史』（角川ソフィア文庫）、『環境再興史』（角川新書）、『地球環境報告』(岩波新書)など多数。

「2022年 『噴火と寒冷化の災害史 「火山の冬」がやってくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」