カラー版でますますわかった! 地形と地理で解決!! 古代史の秘密55 (新書y 326)
- 洋泉社 (2019年8月26日発売)
本棚登録 : 15人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800317179
作品紹介・あらすじ
各項目に地図がついてよくわかる! 「地形」と「地理」から、古代史の事件やできごとが「なぜおきたのか」解決!
感想・レビュー・書評
-
日本の古代史は記録文書が乏しい以上、実像に迫るには地理と地形からのアプローチが必須になる。最新の発掘成果や分析も反映されており、メジャーなトピックも多いので、古代史の整理に丁度良い。邪馬台国の位置について、当時の中国が日本列島が朝鮮半島の(海を隔てた)延長線上と誤認しており、呉を牽制する為、親魏倭王という不相応に格式高い称号を与えたとする見解は、真偽はともかく、面白かった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今年何かと話題の百舌鳥・古市古墳群や万葉集の話も織り込みつつ、旧石器時代から平安時代にかけての「謎」を地図を交えて見開き1、2ページで解説。
カラーで見やすく、コンパクトにまとまっていて読みやすかったです。
Q&A方式で、「なぜ~は~なの?」という問いに対する答えという形で書かれてはいますが、中には読んでも「ちゃんとした答えがなくない?」という話も。
特に旧石器~古墳時代くらいに多かった気がします。
仕方がない気はしますけど。
問いを一文で用意しているなら、答えも一文で示したまとめのようなものもあればよかったかなと思いました。
全2件中 1 - 2件を表示