- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800711427
感想・レビュー・書評
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決められたキーワードと回答文言をDB上でマッチングさせてテキストや音声で自動返答する「人工無脳」。MicrosoftによるLINEの女子高生bot「りんな」など。日本語の表記の揺れや音声の聴きとりはなかなか難しい、とはいえあっという間にこの時代になりそう。UIUXデザインではなく、会話のコミュニケーションデザイン力が新たに必要になる、という意識を持たせてくれた。
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最近話題のチャットボットに関して、流れなどを解説している本。
チャットにすることで、今までよりもUIが楽になるっていうのは、目から鱗。確かに凝るって言っても、従来のサイトとは凝れるポイントが少ないな。代わりに会話のデザインが重要というのも納得。中身勝負というか。
チャットだと、やっぱりユーザーは気楽に入力きてくれるので、リアルな声が取れるのが大きい。
チャットが得意なのは、やっぱり目的が決まっているシーン。まぁそりゃそうだよね。会話フロー作る以上、特定しないと組めないし。
チャットボットは1つのブランドイメージとなりえる。いかに個々人に向けて最適化できるか、(提供者目線ではなく)ユーザー目線で物を考えられるか、が大事。
プッシュ通知をうまく使うことで再訪や更なる質問を入れさせるっていうのは、確かに。どこそこで安売りしてるよって言えば、じやぁ家の近くでは?とか、いろんな質問を入れそうな気はする。
Booking.comの例が面白い。ホテル側から、ユーザーにプッシュ通知したり、直接チャットを始めるとか。ホントにチャットボットを1つのチャネルとして活用しようとしている感じ。
全てを自動化するのは、今はまだ無理、というのも納得。かつ、大半が人手や固定フローであっても、いかに早く出して顧客からの生データを早く集めるかが、肝だと。その通りだと思う。 -
チャットボットについて、良さと今出てきているサービスが様々乗っていた。
内容としては、すぐ古くなってしまうかもしれないが、現在(2017/4)ではかなり網羅的に紹介してあったので、まとめて読むのには大変良かった。
<チャットボット(or チャットUIの良さ)>
- ログイン、インストール不要
- 日常接点がもてる
(- 人とアプリが統一UIでアプローチできる)
(- 決済とかもつながるかも)
(- 検索よりリコメンド)
<チャットプラットフォーム>
kik
telegram
fb
wechat
line
slack
<チャットサービス>
klm,uber,ドミノ
ペコッター、ietty -
あまりにもふわっとした内容で、雑誌の特集記事程度の内容。
買うまでもなく、本屋で立ち読みで良いレベル。 -
技術的なことよりもボットに関する話題に一通り触れることができるような内容の本だった。
ボットは熱いんだと思う。 -
今読まないと意味がない本だけど、結構きちんと書いてあるのでリファレンスにいいと思う。最後の章とかちょっとだれるけどね。面白いです。読みやすいし。
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チャットボットが、アプリに続く新たな金脈。
主要企業&ベンチャー最新情報を一気にアップデート -
貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784800711427 -
検索、ソーシャルメディアに続く、人の新しい情報へのUIとして進化をするチャットボットについて、黎明期であるものの国内外の既存サービスやその将来構想を深く分析しつつ、事の本質について解説されている良書。ビッグジャイアント企業たちが如何にデータを集めるために努力しているか。そのゴールのために様々な関連サービスを無償で提供する事でチャットボット改善のためのインプットデータにしているという分析にも納得。
個人的には、検索やソーシャルメディアに潜む不便さを不便と感じない事も最近多く、日々ユーザビリティに疑問を持つ事の大切さを改めて感じたのは著者が若い方だからだけではないはず。